掲載日:2015年07月24日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
ノーブレストが取り扱うイタリアのホイールメーカー、O・Zレーシング。その新製品を紹介しよう。
日本でのラインナップは大きく分けて2種類。アルミ鍛造5本スポークのピエガと、マグネシウム鍛造6本スポークのカッティーバだ。一昨年、当コーナーで世界限定150セットのアルミ鍛造6本スポーク“リミテッドエディション”を紹介したが、今回の新製品はその流れを汲みつつも、さらに進化している。大きな違いはスポークの設計で、従来は回転方向の後面を大きく切削したコの字断面だったのに対し、新製品は前後を削ってH断面としている。さらに、リミテッドエディションと同様にリムの側面を長円デザインで切削しており、同じアルミ鍛造のピエガに対して約10%も軽量だ。
O・Zレーシングの特徴のひとつが表面仕上げで、このGASS RS-Aも他のラインナップと同様、アルマイトを採用している。一般的な塗装仕上げとは見た目がまったく異なるので注目度は高く、また耐久性にも優れている。カラーは写真のチタン以外にブラックも用意される。
コストパフォーマンスに優れるピエガよりもわずかに価格は高めながら、それでも得られる性能を考えればリーズナブル。なお、適合車種は随時増えていく予定だ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
全体のデザインはマグネシウム鍛造&6本スポークのカッティーバの流れを汲みつつ、さらにリム部の側面を切削することで、同じアルミ鍛造のピエガ比で約10%もの軽量化を達成した
ダンパーシステムに良質なラバーを採用。ベアリングも大容量タイプだ
ホイール本体以外のパーツには超々ジュラルミンである7075材を使用。カラーはすべてブラックアルマイトだ
JWLおよびJASOの規格に準じる、MT型リムを採用。最終仕上げは特殊ハードアルマイトで、塗装とは異なる質感が得られるほか、耐久性にも優れる
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