掲載日:2015年07月24日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
7月号の当コーナーで紹介したアライの新・最高峰フルフェイス、RX-7X。単色5種類のほかに有名ライダーのレプリカ仕様もラインナップされ、今回はそれを紹介しよう。
現在、発表されているレプリカは5種類。中でも本誌読者にとって最も琴線に触れるのは、やはりスペンサーカラーだろう。このグラフィック、もともとはUSホンダのオリジナルであるが、それを被って世界GPで大活躍したことから、スペンサー=トリコロールというイメージが完全に定着した。当初、頭頂部はブルー、太いラインはレッドだったが、1985年からブルーが紺となり、塗り分け部分にゴールドの縁取りが入れられた。ちなみにこの年、スペンサーは500ccと250ccの2クラスにエントリーし、その両方でチャンピオンを獲得(!)するという離れ業を達成。今年はその30周年にあたることから、RX- 7Xのスペンサーカラーは当時の塗り分けを忠実に再現。ファンなら涙モノだろう。
RX- 7Xは、これまでアライが提唱してきた「かわす」という性能を究極に高めた逸品であり、シールドホルダーの位置を下げたり、ベンチレーション効率をさらにアップするなど、すべての性能が引き上げられている。人気集中につき品薄状態が継続中。入手したいならお早めに。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
ピンレール軌道とデュアルピボット機構を組み合わせた独自のシールドシステム“VAS”採用により、シールドホルダーを24mm下げることが可能に
特徴的な頭頂部のディフューザーはタイプ10から12へと進化し、吸気効率が19%アップしたほか、防音や防雨性能も高められた。スペンサーレプリカは塗り分け部分にゴールドのラインを入れ、ロスマンズ時代を忠実に再現
サイドダクトからシールド内の滞留した空気を排出するために、エアーチャンネルエアインテークを新設した
ダニ・ペドロサのレプリカも用意
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