カーボン帽体により大胆に軽量化 職人による美しい仕上げにも注目

掲載日:2013年05月14日 ROAD RIDER アイテムレビュー    

Photo/前川健彦  Report/大屋雄一  記事提供/ロードライダー編集部

1954年に生産を開始したアメリカ発ブランドのベルヘルメット。現在、アクティブを通じて、M5XJとM3Jという2タイプの日本向けフルフェイスが販売され、好評を博している。このラインナップに、カーボン仕様のモデルが加わった。

ベースとなったのは上位モデルのM5XJで、内装など各部の仕様もそれに準じている。注目の帽体は、炭素繊維のシートに樹脂を染み込ませたカーボンプリプレグを、高温の金型で圧力をかけて成型する製法で作られ、理想的な軽さと強度を高い次元で両立している。この工程は職人の手作業により、表層カーボンの織り模様が美しく揃っていることからも、品質のほどが窺えるだろう。プライスはSTDのM5XJに対して2万1000円高となるが、この軽さと仕上がりなら納得できる。

なお、ベルヘルメットは、取り扱い代理店で実際にフィッティングを確認し、不具合があればサイズ違いの内装に交換して販売される。その店舗についてはサイトで確認を。

[ SPECIFICATIONS ]

  • メーカー/ベルヘルメット
  • 販売元/アクティブ
  • 製品名/M5XJカーボン
  • 素材/カーボンコンポジット
  • 規格/SG、MFJ公認
  • カラー/カーボンブラック
  • サイズ/S(55~56cm)、M(57~58cm)、L(59~60cm)、XL(61~62cm)、XXL(63~64cm)
  • 価格/5万8800円(ヘルメットバッグ付属)

[ DETAILS ]

表層に使われている平織りのマルチディレクショナルカーボンは、その模様を揃えるだけでも高い技術が必要とされる。ちなみに参考重量はスモール帽体で1350±50gと非常に軽量である

各部のベンチレーションはベースとなったM5XJに準じており、口元のエアインテークには内側にシャッターが設けられる。なお、標準装備のシールドはUVカット&ハードコートのクリア

吸汗速乾生地クールマックスを使用した内装はフル脱着式。取り扱い代理店にてフィッティングを確認し、最適な内装サイズに調整して販売される

[ お問い合わせ ]

電話/0561-72-7011
〒470-0117 愛知県日進市藤塚七丁目55番地

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