表層に12kカーボンを使用した少量生産&不定期販売モデル

掲載日：2013年02月26日 ROAD RIDER アイテムレビュー

コストパフォーマンスに優れたシステムヘルメットや、高品質なヘルメット用スピーカーなどで知られるウインズ。中でも今、注目を集めているのが、帽体にカーボンを使いながらも３万1500円という低価格を実現したエー・フォースだ。重量はフルフェイス最軽量クラスの1250g(±50g)を公称。しかも内装はフル脱着式という優れものである。

昨夏にリリースされたばかりのこのエー・フォースに、早くもニューモデルが登場した。チェッカーフラッグのような織り模様が美しい12kカーボンを表層に使用した、その名も“トゥエルブ”である。１万2000本の繊維を紡いで１本のカーボン糸としているため成型が非常に困難で、ゆえに職人がひとつずつ作るという少量生産を採っている。さらに販売も不定期と変則的な形式とすることで、３万7800円という低価格を実現することに成功した。

ちなみに初回ロットは、今年１月３日の正午にオフィシャルサイトで受付が開始されたが、すぐに完売してしまった。次回の販売については未定だが、決まり次第サイトで発表するという。仕様はSTDのエー・フォースに準じるが、見た目のインパクトはトゥエルブが大きく上回っている。どうしても入手したい人は定期的にサイトを眺めてほしい。

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