掲載日:2011年10月11日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
吸排気系のスペシャリストのジャムが昨秋から取り扱いを開始したのが、オランダのMWRエアフィルターだ。世界モトクロス選手権やパリダカ、モトGPなどで20年以上の実績があり、’11年シーズンはSBKに参戦しているBMWのファクトリーチームが正式採用するなど、性能は折り紙付き。
ラインナップの中で特に注目したいのは、ハイエフィシエントシリーズである。フィルターの下流に設けられたスプリッタープレートが境界層を破壊、無理なくエンジンに新気を送り込むことで、吸排気の音量がそれぞれダウンするという。実際、輸入元のジャムでもGSX-R750(K8)をダイナモに載せて試したところ、約4dBの排気音低下を確認、しかもピーク出力は若干上がったという。
このほか、一般的なリプレイスメントタイプや、専用クリーナー&オイルキットなどもラインナップしている。見た目よりも性能重視のライダーはぜひお試しを。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
吸入抵抗の少ない1層式の難燃フォーム。メンテナンスキットも用意する
ハイエフィシエントシリーズは、独自構造のアルミフレームを採用する。これが吸入乱流を整えることで吸排気の音量を下げる。板状のパーツはスプリッタープレートと呼ばれ、境界層を破壊する役目を担う。機種によってはパワーアップも期待できるのだ
左上は~’07ハヤブサ用(1万7010円)で、上の赤いプレートはエアクリーナーボックスに装着。右はドゥカティ・ディアベル用。ハイエフィシエントシリーズはスポーツモデル用が中心だ
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