掲載日:2011年09月27日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
MHRは、すでにヨーロッパ各国で販売され、実績を挙げている中国メーカーのヘルメットブランドだ。安全性はもちろん、優れたデザインと機能、そしてコストパフォーマンスの高さで、多くのライダーに支持されている。そんなMHRから、ユニークな機能を持ったジェットヘルが上陸した。
このLS2フリーウェイ、最大のポイントはツインシールドシステムの採用だ。通常のシールドとは別に、内側にインナーシールドが設けられており、これがレバー操作で出し入れできるのだ。冬期など陽が低い位置にあるとき、交差点を曲がったら真正面に太陽があって幻惑された、なんて危険な経験は誰しもがあるはずだ。その反対に、スモークシールドで走っていたら、真っ暗なトンネルに入って慌てた、なんてことも……。そんなとき、このLS2ならサッとインナーシールドを出し入れでき、安全面でも有効なのだ。
帽体は、フロント部分をカーボンで補強したグラスファイバー製で、吸汗速乾性に優れるクールマックスを用いた内装はフル脱着式と、装備に関しては高いレベルにある。そして、もちろんSG規格を取得しており、この内容で1万6000円はリーズナブルだ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
これがインナーシールドで、ライトスモークを標準装備する。外側のシールドはクリアで、これも開閉可能
頭頂部に設けられたシャッター付きのエアインテーク。後方のベンチレーションとともにヘルメット内にこもった熱気を効果的に排出する
チークパッドの横に見える、赤いレバーでインナーシールドを出し入れする。フル脱着式の内装は洗濯可
インナーシールドはオプションで4色が用意される。手前からミラー、ミラーシルバー(各1980円)、ライトスモーク、ダークスモーク(各1580円)
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