



掲載日:2015年08月06日 試乗インプレ・レビュー
レポート/和歌山 利宏 写真/徳永 茂 記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はカスタムNo.1マガジン『ロードライダー』の人気企画『New Model Impression』を再編集したものです


K7を基本とするエンジンは、クランクケースを上下3分割とすることが大きな特徴だ。現行型よりロングストロークであることも、採用の大きな理由だっただろう。ピストンとリングの軽量化、バルブタイミングの変更、12.5から12.2:1への低圧縮比化などで、特性を公道向けに最適化。スズキお得意のデュアルスロットルSDTVを採用、スロットル径φ44mmも引き継ぐが、インジェクターはシングル化された。基本はK5(2005~06年型)も変わらないが、K7ではエンジン懸架点をシリンダーの前後に設けており(K5はシリンダーヘッド前側とシリンダ後側)、GSX-S1000もその方式を踏襲している点でK7由来とするのが適当であろう

フロントブレーキキャリパーにはブレンボのラジアルマウント式を採用。ディスク径はφ310mm。ABSは標準装備。FフォークはKYB製φ43mm倒立型でストロークは120mm。ホイールは6本スポークの新設計品


スイングアームは現行GSX-R1000(L5)から流用されたもの。右側アームはマフラーを避けて、大きく湾曲している

リアショックは伸び側減衰力とプリロード調整可能である(フロントはフルアジャスタブルだ)。ホイールトラベルは130mm

計器盤はフルLCD。回転計はバーコード式で、11,500rpmからがレッドゾーン。ハンドルバーはイギリスのレンサル製でテーパータイプだ

ボリューム感あるデザインの燃料タンクは容量17リットル

ヘッドライトはマルチリフレクター式を採用して、下側左右にLED式のポジションランプを設置、個性を強調している

リアコンビネーションランプにはLEDのダブルレンズを採用した









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