

掲載日:2015年01月29日 試乗インプレ・レビュー
取材・文/佐川 健太郎 写真・動画/山家健一 衣装協力/HYOD
カウリングは軽量で丈夫なFRP製を採用。アッパーとロワーに分割可能で整備性も良い。ヘッドライトは特殊バルブを採用した丸型のマルチリフレクタータイプ。
エンジンは空冷単気筒OHC223ccからピーク16psを発揮。ボア・ストローク比は66.5×66.2mmとほぼスクエアストロークでスムーズな回転フィールだ。
前後18インチのワイヤスポークホイールにチューブタイヤを採用。フロントブレーキは油圧シングルディスク+2ポットキャリパーと現代的な仕様。フロントフォークはオリジナルの正立タイプを採用する。
リアブレーキは機械式リーディングトレーリング、いわゆるドラムブレーキ。リアサスはプリロード調整付のシンプルなカヤバ製ツインショックを採用する。フェンダーは前後ともスチール製だ。
後方に向かってやや上向きに角度をつけながら一直線に伸びたマフラー。つや消しブラック塗装されたレトロチックな細身のメガホンタイプが雰囲気を醸し出している。
駆動は通常のチェーンドライブ方式。スイングアームやステップホルダー、シフトペダルなどすべてがスチール製というのも、かえって新鮮味がある。
容量13Lのフューエルタンクは昔懐かしいスチール製の扁平ロングタンク。後部がシェイプされたシルエット、鮮やかな赤に銀ストライプの塗装が美しい。立体的なエンブレムも高級感がある。
ライダーの目に飛び込んでくるコックピットもクラシカルなテイスト満点だ。この景色を楽しめるだけでも価値があると思う。
昔風の角張ったデザインのシングルシートも縦方向にステッチが入るなど凝った作り。小さなストッパーか付いた丸みのあるシートカウルが愛らしい。サイド下にはグラブバーを装備。
シングルシートカウルはボルトで簡単に取り外すことができる。やや狭いがタンデム仕様に変更することも可能とのこと。
メッキが美しいバックミラーはフレームマウントでしっかり固定されていて、ハンドル操作にも干渉しない。真円の小ぶりなデザインもなかなか洒落ている。
タイムスリップしたかのようなシンプルな2連メーターは完全なアナログタイプ。黒い文字盤の上をゆっくりと針が動く様子がまたいい。横一列に並んだインジケーター類もレトロ感たっぷり。
価格(消費税込み) = 64万5,840円
※表示価格は2015年1月現在
スネークモータース初のミドルクラスバイク。空冷単気筒223ccエンジンを60年代テイスト満載のクラシカルなデザインで包み込んだカフェレーサースタイルが魅力。
■エンジン型式 = 空冷4ストローク単気筒OHC
■総排気量 = 223cc
■ボア×ストローク = 66.5×66.2mm
■最高出力 = 12kw(16PS)/7,500rpm
■最大トルク = 17N・m/5,500rpm
■燃料供給 = キャブレター
■トランスミッション = 5段リターン式
■サイズ = 全長1,850×全幅650×全高1,100mm
■ホイールベース = 1,280mm
■シート高 = -
■車両重量 = -
■燃料タンク容量 = 13リットル
■Fタイヤサイズ = 80/90- 18
■Rタイヤサイズ = 90/90- 18
■ブレーキ形式(F/R) = 油圧式シングルディスク/機械式リーディングトレーリング
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