

掲載日:2014年12月17日 試乗インプレ・レビュー
レポート/中村 友彦 写真/富樫 秀明 記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はカスタムNo.1マガジン『ロードライダー』の人気企画『New Model Impression』を再編集したものです
180度クランクを採用するパラレルツインの基本設計は、1985年型GPX250Rにまで遡ることができるものの、2013年型で全面刷新を受けた際に、現代の技術が惜しみなく投入されている。2015年型のトピックであるスリッパークラッチは、兄弟車のニンジャ300から譲り受けた機構で、その製造はFCCが担当する。アシストカムによるセルフサーボ機能が備わっているため、レバー操作力も軽減されているのだ
2015年型のタイヤはハイグリップバイアスとして定評を得ているダンロップTT900GP。この変更はスポーツ指向のライダーにとっては歓迎すべき要素だろう。なお公式な発表は行われていないが、フロントフォークの部品番号も2014年型以前とは別物になっている
ホイールはZX-14Rと同じデザインの10本スポークで、サイズはF:2.75-17/R:4.00-17。ペータルディスクの外径はF:Φ290/R:Φ220mmで、ショックユニットの調整機構はリヤのプリロードのみ
ラバーなしのアルミ製ステップは、ダイレクトな操作感を実現
セパレート式ハンドルはトップブリッジ上にマウント。回転計はアナログ式で、液晶モニターには速度/燃料残量/時計などを表示
燃料タンク後端のパッドはスペシャルエディション独自の装備
沈み込みが少なく、ほどよい硬さが感じられるシートは、スポーツランに最適。タンデムシート下にはETCユニットが収納できる
フロントマスクはZX-6/10Rに通ずる造形だ。小ぶりなスクリーンの防風効果を体感するには、ライダーは上半身をそれなりに前傾させる必要がある。フロントウインカーはサイドカウルにビルトイン
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