



掲載日:2010年08月05日 試乗インプレ・レビュー
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

先日発売されたニンジャ400Rと兄弟モデルとなるER-4n。フルカウルのスポーツツアラーである前者に対し、こちらはストリートを主軸とした軽快なネイキッドモデルだ。

一度見ると忘れられないほど、ER-4nの表情にはインパクトがある。他のストリートモデルにはないルックスが印象的だ。

スピードメーターがアナログ、タコメーターがデジタルとなる個性的な配置。時計やトリップメーターも内蔵しており、使い勝手は良い。

シート高は785mmと、ニンジャより5mm低く設定されている。スリムな車体のおかげで足着き性も良好だ。

フロントブレーキは300mmローターを採用するダブルディスクブレーキ。急激に制動力が立ち上がるタイプではなく、扱いやすさを重視したセッティング。

搭載されているエンジンはニンジャ400Rと共通の水冷DOHC4バルブ並列2気筒エンジン。スペック上では同じだが、マッチングはER-4nに分がある印象。

ERシリーズらしく、マフラーはエンジン下にレイアウトされ、マスの集中や低重心化に貢献している。

握りやすいアルミ製タンデムグリップを標準装備。タンデム側の座面も座り心地を重視した設計だ。

ライディングポジションはニンジャ400Rと同一だが、ER-4nはキャスター角が0.5度立てられており、街中に適したクリックなハンドリングを実現している。

シート下にはETCとカワサキ純正のU字ロックを収めるスペースが用意されている。ヘルメットホルダーはワイヤータイプが2つ付属する。

ERシリーズの特徴とも言える、フレームからスイングアームまでを繋ぐライン。ネイキッドモデルらしく、美しさが上手く強調されている。








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