ロイヤルエンフィールド ベア650(2025)

掲載日:2025年05月19日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ロイヤルエンフィールド ベア650(2025)
ROYAL ENFIELD BEAR 650(2025)

ロイヤルエンフィールドの650シリーズに
スクランブラータイプが新ラインナップ

ベア650は、かつてカリフォルニアで行われていたデザートレース、ビッグベアランにインスパイアされたモデルです。フロントに19インチ、リアに17インチのマルチパーパスタイヤを装備したスクランブラースタイルに、空冷の並列2気筒エンジンを搭載。倒立フロントフォークや幅広のハンドルバー、動きやすいシート、そしてゼッケンプレート付きのサイドカバーなども採用し、外観、性能ともにスポーティに仕上げています。

排気量648ccの空冷2気筒エンジンは、排気管に2イン1タイプのヘッダーを採用することで、より広いパワーバンドを実現。また、コンパクトなシングルサイレンサーで軽量化にも貢献。排気音もツインサイレンサーのモデルとは異なる独特のサウンドです。最高出力34.9kW(47PS)/7,150rpm、最大トルクは56.5Nm/5,150rpmを発生。同じロイヤルエンフィールドのINT650と比べると、最大トルクは約8%も向上しています。

シート高830mm、車両重量214kg、燃料タンク容量は13.7Lです。サスペンションはショーワ製で、フロントの倒立フォークにはSFF-BPを採用。倒立フォークなどでフロントまわりの剛性を高めると同時に、専用設計のシャシーで車体全体の剛性バランスも調整。舗装路だけでなく軽めの未舗装路でも高い走行性能を発揮します。また、乗車ポジションは、着座でも立ち乗りでも余裕を持って走れるライディングトライアングルに設定しています。

そのほか、TFT表示の丸型モニターにはトリッパーナビゲーションを搭載。悪路走行用にリアABSのオンオフ切り替え機能も装備。ランプ類はフルLEDです。車体色および消費税10%込みの価格は「ボードウォーク・ホワイト(99万円)」「ペトロール・グリーン(99万8,800円)」「ワイルド・ハニー(99万8,800円)」「ゴールデン・シャドウ(99万8,800円)」「トゥー・フォー・ナイン(101万5,300円)」。発売は4月17日です。

ロイヤルエンフィールド ベア650のここがポイント!
  • ● フロント19インチタイヤのスクランブラースタイル
  • ● 2イン1排気ヘッダーを採用した空冷2気筒エンジン
  • ● ゼッケンプレート付きのスポーティなサイドカバー

ロイヤルエンフィールド ベア650のライバルはこれだ!

  • ホンダ
    CL500

    排気量471ccの水冷直列2気筒エンジンを搭載したスクランブラーモデル。最高出力34kW、車両重量192kg。消費税10%込みで86万3,500円。

  • トライアンフ
    スクランブラー900

    オフロードも意識したオールラウンドモデル。水冷並列2気筒エンジンを搭載。車両重量224kg、最高出力47.8kW。消費税込みで136万5,000円~。

  • ドゥカティ
    スクランブラー フルスロットル

    サイドゼッケン付きのトラッカースタイル。空冷V型2気筒エンジンを搭載。排気量803cc、最高出力53.6kW。消費税10%込みで153万8,000円~。


こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

愛車を売却して乗換しませんか?

2つの売却方法から選択可能!

方法1.オークション

出品前買取相場が分かる!
3000社の中から最高入札店のみとやり取りで完結。

方法2.買取一括査定

業界最大級の加盟店数!
最大12社一括査定
愛車が高く売れるチャンス

メーカー

郵便番号

タグで検索