ロイヤルエンフィールド ヒマラヤ(2024)

掲載日:2024年07月09日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ロイヤルエンフィールド ヒマラヤ(2024)
ROYAL ENFIELD HIMALAYAN(2024)

450ccの水冷DOHC単気筒を搭載
大きく進化したニューヒマラヤ

ロイヤルエンフィールドのヒマラヤは、ヒマラヤ山脈でのライディングを念頭に開発されたアドベンチャーツアラーです。2024年のフルモデルチェンジでエンジンは排気量452ccの水冷単気筒に変更、スロットルには4種類のライダーモードを備えたライドバイワイヤーを採用。411ccの空冷エンジンだった従来型に比べ,、最高出力は大幅に向上しました。またフロントフォークは倒立式となり、車体デザインもモダンな印象に様変りしました。

パワーユニットは「シェルパ450」と呼ばれる新開発のDOHC4バルブエンジンです。最高出力29.4kW(40PS)/8,000rpm、最大トルク40Nm/5,500rpm、トランスミッションは6段変速。標高5,000mの不整地を走り抜けるトルクと、いく日にもわたる長旅でさえ楽しむことができるパワフルさを持ち合わせます。また、タンク下のエアインテークは川渡りを意識して高めに配置。燃料タンクは17Lまで容量を拡大しました。

車両重量は195kg、シート高825mm。車体骨格は強度と剛性に優れたスチール製のツインスパーフレームです。足幅は間隔を狭くしてスタンディングポジションでの快適性を向上。燃料タンクも幅が狭まり扱いやすくなりました。車輪はフロントに21インチ、リアに17インチサイズを採用。ブレーキディスク径はフロント320mm、リア270mm。リアブレーキはライダーモードの切り替えでABSをオフにすることも可能です。メーターは丸型4インチのTFT液晶カラーディスプレイを採用、フルマップナビゲーションのTripper Dashも装備します。

車両価格はチューブレスホイール仕様が89万9,800円、チューブホイール仕様が88万円(いずれも消費税10%込み)。車体色はチューブレスホイール仕様に「ハンレブラック」「カメットホワイト」の2種類を用意。チューブホイール仕様は「スレートポピーブルー」「スレートヒマラヤソルト」「カザブラウン」の3種類を受注発注カラーとして設定。発売は7月18 日です。

ロイヤルエンフィールド ヒマラヤのここがポイント!
  • ● どんな道でも走れるアドベンチャースタイルのツアラー
  • ● 標高5,000mでもへこたれないトルクフルなエンジン
  • ● 高い最低地上高と良好な足着きを両立した車体設計

ロイヤルエンフィールド ヒマラヤのライバルはこれだ!

  • BMW
    G310GS

    最高出力25kWの水冷単気筒を搭載。スロットルバイワイヤや、自己倍力装置付きのスリッパークラッチを採用。車両重量175kg、消費税10%込みで81万円~。

  • ヤマハ
    テネレ700 ABS

    オフロードの走破性を意識したアドベンチャーモデル。270度クランクの水冷直列2気筒を搭載。最高出力54kW、車両重量205kg。消費税10%込みで139万7,000円。

  • ホンダ
    NX400

    オンロードからフラットダートまで楽しめるクロスオーバーモデル。水冷直列2気筒エンジンを搭載。最高出力34kW、車両重量196kg。消費税10%込みで89万1,000円。


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