カワサキ ニンジャ7ハイブリッド(2024)

掲載日:2024年06月10日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

カワサキ ニンジャ7ハイブリッド(2024)
KAWASAKI Ninja 7 Hybrid(2024)

スタートダッシュは1,000ccに匹敵
世界初のストロングハイブリッドMC

ニンジャ7ハイブリッドは、451ccの2気筒エンジンと交流同期モーターを組み合わせたストロングハイブリッドモーターサイクルです。ガソリンエンジンと電動モーターの組み合わせでパワフルに走ることができ、大容量バッテリーによってモーターのみでも走行が可能。車体サイズは600ccクラス相当ですが、一時的に出力を向上させるe-boost機能を使えばスタートダッシュは1,000ccに匹敵。その一方で、静かな住宅地を無音で通り抜けることも可能です。

パワーユニットは、最高出力43kWの並列2気筒エンジンと、シリンダーの後ろに配置された最高出力9.0kWのトラクションモーターで構成されています。システムとしての最高出力は51kW(69PS)/10,500rpm、最大トルクは60Nm/2,800rpm。走行モードは、エンジンとモーターが出力を最大限に発揮する「SPORT-HYBRID」、モーターでスタートしてエンジンが協調作動する「ECO-HYBRID」、モーターのみで静かに走れる「EV」の3種類です。

ライディングポジションはスポーティな走りとリラックスしたクルージングを両立するスタイルです。48Vのリチウムイオンバッテリーはシートの下側に搭載、バッテリーは走行中に充電されるので外部からの充電は不要です。また、回生システムによって減速エネルギーもバッテリーに充電されます。変速装置はマニュアルモード付きの電子制御オートマチックトランスミッションを搭載。街乗りでは250ccクラスに匹敵する低燃費を実現します。

そのほか、ECO-HYBRIDモードで作動するアイドリングストップ機能、車両が停止するとギヤポジションが自動的に1速に戻るオートマチックローンチポジションファインダー、駐輪場などで便利なウォークモード、微速で後進するリバース機能など、便利な装備が満載です。車体色は「メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン」のみ。車両価格は消費税10%込みで184万8,000円です。

カワサキ ニンジャ7ハイブリッドのここがポイント!
  • ● 世界初のストロングハイブリッドモーターサイクル
  • ● 1,000ccに匹敵するe-boostのスタートダッシュ
  • ● 250ccクラス並に良好な街乗りの燃料消費率

カワサキ ニンジャ7ハイブリッドのライバルはこれだ!

  • カワサキ
    ニンジャ1000SX

    アルミ製のペリメターフレームに並列4気筒エンジンを搭載したスポーツツアラー。最高出力104kW、車両重量236kg。消費税10%込みで159万5,000円。

  • カワサキ
    Z7ハイブリッド

    ネイキッド版ストロングハイブリッドモーターサイクル。SUGOMIデザインを昇華させた近未来的スタイルを採用。消費税10%込みで184万8,000円、6月15日発売。

  • カワサキ
    ニンジャ650

    高張力鋼のトレリスフレームに水冷並列2気筒を搭載。扱いやすさを重視したスポーツモデル。最高出力50kw、車両重量194kg、消費税10%込みで104万5,000円。


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