掲載日:2018年07月29日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
1903年からモーターサイクルの製造を手掛けているハスクバーナは幾度かの企業買収を経て、現在はKTM傘下のブランドとして製品展開を行っています。そんなハスクバーナから新たに発売となったのが、クロームモリブデン鋼のトレリスフレームにパワフルな692.7cc水冷単気筒を搭載したストリートバイク、ヴィットピレン701です。ヴィットピレンとはスウェーデン語で「白い矢」という意味。1955年のオフロードモデル、シルバーピレンに対するオマージュが込められています。
車体は古典的な考えと現代の技術をミックスした、シンプルで革新的なデザインです。不要なものをすべて取り除いたミニマルな設計でもあり、燃料を除いた車両重量は157kgに抑えられています。この軽量でスリムなボディワークが、ライディング中のシームレスな動きを可能にしています。またヘッドライトリムの内側に添わせたデイタイムライト、ユニークな形状のタンクカバー、ショートテールのスタイル、そしてスイングアームにマウントしたライセンスホルダーとフェンダーなどもヴィットピレン701の外観を特徴付けています。
ライドバイワイヤシステムを導入したエンジンは、55kW(75ps)の最高出力と6,750回転で72Nmのトルクを発生。またトラクションコントロールも採用しています。サスペンションはWP製で、フロントに43mm径の倒立フォークを、リアにはリンク式のモノショックを採用。いずれも減衰アジャスター付きです。ブレーキキャリパーは前後ともにブレンボ製です。フロントは4ピストンのラジアルマウント式を、リアには1ピストンのフローティング式を採用。またブレーキに関してはABS解除も可能なボッシュ製を装備しています。車両のメーカー希望小売価格は、消費税8%込みで135万5,000円となっています。
オーソドックスなスタイリングに270度クランクの688cc水冷2気筒を搭載したネオレトロスポーツ。最高出力は54kW(73ps)、価格は89万9,640円(税8%込み)。
扱いやすさを意識して設計された、モンスターシリーズのエントリーモデル。803ccの空冷Lツインを搭載、最高出力54kW(73ps)、価格は税8%込みで111万9,000円。
クロモリのフレームに最高出力77kW(105ps)の799cc水冷2気筒を搭載したライトウェイトネイキッド。乾燥重量169kg。価格は112万9,000円(税8%込み)。
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