才谷屋ファクトリーでは、大人気の600ccスーパースポーツモデル、ヤマハ・YZF-R6用ボディパーツを大量にラインナップしている。スタンダードで完成度の高いマシンだけに、アフターパーツの開発には苦労が多いとのことだが、高い技術力とユニークなアイデアを用いた魅力的なパーツを意欲的にリリースし続けている。才谷屋ファクトリーのパーツなら、装着するだけで一味違ったYZF-R6を作りだすことができるのだ。

完成度の高いYZF-R6はカスタマイズの素材としても魅力的
才谷屋ファクトリーのボディパーツで更なる高みへと導く

最もスパルタンなスポーツ性を持つとも言われる、600ccスーパースポーツバイクの中でも、最新最強との呼び声も高いのがヤマハのYZF-R6だ。2016年、現行モデルが発表されたと同時に大きな話題となったことは記憶に新しい。多くのファンを持つR6だが、外装パーツの人気ブランド『才谷屋ファクトリー』を展開するEIGHTの金田代表もそうした1人だ。

「走りはもちろん、デザインの完成度も素晴らしい。大好きな1台です。ですがパーツメーカーの立場としては、出来が良過ぎて手を加えるのに悩む素材です（笑）」

そう語る金田さん。かと言って手をこまねいているだけの才谷屋ファクトリーではない。すでにYZF-R6用ボディパーツを豊富にラインナップしている。とくに人気が高いのはアンダーカウルで、サーキット志向の強いモデルだけに、オイルトレー機能を持たせたレース対応品なのだが、カスタム好きのストリートライダーからも好評なのだそうだ。

「ノーマルのアンダーカウルは、底の部分が解放されていてマフラーが見えることを嫌うオーナーさんが多い。才谷屋ファクトリーはフルカバードですから、そこを支持していただけているようです」

レーサーを思わせるアンダーカウルは確かにスタイリッシュ。だが、この“フルカバード”という形が、じつは厄介なのだ。

アンダーカウルは高熱になるマフラーを抱えており、バンク角の確保や空力の面で、なるべくコンパクトに作りたい。しかしマフラーに近過ぎると、カウルが焼けてしまう。

才谷屋ファクトリーのアンダーカウルは、マフラーとのクリアランスをギリギリまで詰め、さらに耐熱性に優れた特殊な素材（耐熱樹脂）を使用し、性能とファッション性、走行性能を高めているのだ。

そのこだわりはアンダーカウルだけではない。才谷屋ファクトリーのボディパーツは、どれも妥協を許さない職人のプライドが生きている。だから、性能と品質に優れ、スタイリッシュなパーツばかりが揃っているのだ。

高い技術力と優れたデザインによるハイエンドボディパーツ

※表示価格は税込

才谷屋ファクトリーのパーツを装着したYZF-R6。もとからレーシーなマシンではあるが、まるで本物のレーシングマシンのような雰囲気を醸し出している。装着するだけで、これだけイメージを変えられるのだから、これは面白い。写真の車両はストリートマシンだが、レース用のボディパーツもラインナップ。レース用フルカウル&シングルシートは、黒ゲル（11万4,480円）、白ゲル（10万3,680円）。

大ヒット商品となっているSTDカウル用アンダーカウル。オイルトレー機能を持ち、サーキット走行にも対応。サイドスタンド使用可能。カーボン綾織（4万5,360円）、カーボン平織（4万3,200円）、黒ゲル（3万240円）、白ゲル（2万7,000円）。

リアフェンダーはノーマル比70mm延長。後輪が跳ねあげる泥や小石からマシンをガードする効果を高めている。YZF-R1のデザインをモチーフにしたフォルムも魅力。カーボン綾織（2万9,160円）、カーボン平織（2万7,000円）、黒ゲル（1万6,200円）。

フェンダー内部に別体ステーを持たせた設計で、表面にボルト用のダボ穴が存在しない。フェンダー表面の凹凸を減らし、滑らかな形状としたことで、フロント周りの乱流発生を防止する整流効果を狙う。固定はクイックファスナー式。カーボン綾織（3万9,960円）、カーボン平織（3万7,800円）、黒ゲル（2万3,760円）、白ゲル（2万1,600円）。

オリジナル形状を持たせたタンクカバーは、マシンのホールド性を向上させたスポーツライディング向けパーツ。カーボン綾織（3万8,880円）、黒ゲル（2万5,920円）、白ゲル（2万3,760円）。※より詳細な解説記事を見る

タンデムシートに被せるだけで、レーシーなシングスシートスタイルを実現するタンデムシートカバー。加工やボルト固定も不要な簡単装着が嬉しい。鍵穴も設けられているので、装着したままタンデムシート脱着が可能。カーボン平織（3万240円）、黒ゲル（1万5,120円）、白ゲル（1万2,960円）。

スポーティなテールビューに欠かせないフェンダーレスキットは黒ゲル（1万5,120円）。純正インナーフェンダーの重量500gに対し、単体重量約260gと超軽量。

転倒時にマシンのダメージを軽減するエンジンプロテクター／右側。クラッチ周りをカバーする2ピースで構成。コールドプレス製法で作られ、装着時にマシンを傷つけにくく密着性にも優れる。レース対応品。カーボンケブラー（2万3,760円）、カーボン綾織（2万1,384円） ※写真のベビーフェイス製エンジンスライダーはキットに含まず

転倒時にマシンのダメージを軽減するエンジンプロテクター／左側。コールドプレス製法で作られ、装着時にマシンを傷つけにくく密着性にも優れる。レース対応品。カーボンケブラー（1万3,500円）、カーボン綾織（1万1,880円）。

スポーツライディングに最適化した、スパルタンなポジションを構築するシート台&シートベースは、カーボン綾織（3万8,880円）、カーボン平織（3万7,800円）、黒ゲル（2万1,600円）。

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