
老舗が生み出す、オトナで
お得なカスタムコンプリート
バイクハウスZEROは、さいたま市に5店舗を持つ創業35年の老舗店舗。国産4メーカーとトライアンフ、モトグッチなどの新車、中古車を扱い、ツーリングやバーベキューなどイベントも積極的に開催する、まさに地域に密着した大型の「バイク屋さん」である。
そんな同店で人気なのがカスタムコンプリートシリーズだ。オリジナルペイントだけのライトなものから、あらゆるパーツを組み込んだ本格カフェレーサーまで、そのラインナップは多岐にわたる。
カスタムコンプリートの魅力はやはりオリジナル度の高さとリーズナブル感。バイク乗りは誰もが「自分仕様のバイクが欲しい」と思いカスタムを施す。普通は車体購入後にパーツを変えていくものだが、コンプリート車なら最初からそれが揃っていて、パーツの取り付けや、バランスもしっかりしている。その上で単体でパーツを付けていくよりも圧倒的に安価になるのが魅力だ。また同店ではベースの車両を購入すれば、オプション的にカスタムすることも可能。つまり店舗にあるコンプリート車は、ユーザーのカスタムイメージをかきたてる「実例」にもなっているのだ。では、どんなコンプリートマシンがあるのか。ここでは代表の4車種をご紹介していきたい。
カワサキ W800 NEOカフェスタイル
価格:922,500~1,324,000円
カフェに乗りつけて
眺めたくなる1台
初代W650の登場から15年、2011年には排気量をUPして進化を遂げたW800をバランスよくカフェレーサースタイルに仕上げたカスタムコンプリート。低い位置のセパレートハンドルと、ノーマルシートに被せるオリジナルシートカウル、これにツンと上を向いた2本出しのオリジナルマフラーを合わせることで、見事に流麗なラインを完成させている。W800の場合、ノーマルはタンクにタンクパッドが装着されているため、パッドを外すとそのステーや凹みが現れる。このコンプリート車は、滑らかなタンクを実現させるため、その凹みをパテで盛ってならし、その後にオールペイントするというこだわりようだ。バックステップやミラー、フェンダーもカスタム仕様で、リア周りもフェンダーレスキットによりすっきりしている。オールペイントはあくまでも一例で、このレーシーなグリーン以外にオレンジやブラックなど、ユーザー好みのデザインが選べる。また、車検対応のオリジナルマフラーは、クローム以外にブラックも選択可能だ。これだけ揃って価格は923,000~1,324,000円だから相当リーズナブルだろう。もちろん割高になるが、既存車両へのカラーリングオーダーや、パーツのみの換装も可能だ。
トライアンフ ボンネビルカフェスタイル
価格:1,285,000円
本格的なオトナかっこいい
カスタムコンプリート
バイクハウスZEROはトライアンフの正規ディーラーでもあるため、トライアンフのカスタムも得意。なかでもやはり人気なのがボンネビルをベースにしたもので、この車両はWとはまた違った、より本格的なコンプリートマシンだ。ブラックの一文字ハンドルに、大胆なユニオンジャックを入れたタンク(オプションペイント)、そこから続くオリジナルのシート一体型シートカウルと、ビンテージ車のエアクリーナーをイメージさせるオリジナルのサイドカバーが主要なカスタムポイント。その全体のマッチングは素晴らしく、ノーマルよりもかなり軽量でスタイリッシュにまとまっているのが魅力。これに加え、小型ウインカー、ブラックにパウダーコートされたキャストホイール、スマートな印象を際立たせるオリジナルフロントフェンダー、ミラー、ブレーキマスターシリンダー、テールランプなど、作り込みは細部まで余念がなく、全体のバランスも良好だ。その低く構えたイメージは一見戦闘的だが、よく見ると落ち着いていて、ガレージなどに置いて眺めるだけでも幸せになれそうな、非常に所有感の満たされる仕上がり。カラーはこのグリーン以外にブルー、ブラックも用意されている。
カワサキ ZRX1200DAEG
オリジナルマークⅡカラー 改
価格:1,284,000円
ナス紺とマットブラックが
ワイルド&クール!
ZRX1200DAEGは乗りやすさが人気のカワサキのネイキッド。このダエグに往年の名車「Z1000Mk.Ⅱ」のカラーリングを施したライトカスタムがこのマシンだ。Mk.Ⅱの純正カラーは、ルミナスネイビーブルーと言って通称「ナス紺」などと呼ばれる若干赤みがかった深い紺色だが、このダエグはその紺とゴールドの子持ちラインを忠実に再現している。マフラーはノジマエンジニアリングのブラックメガホンフルエキゾースト(車検対応)を採用し、シートはタックロールシートへ。ラジエーターカバーとインジェクターカバーをつや消しブラックに。艶やかなタンクやサイドカバーと対照的に、マフラーやカバー類をつや消しブラックにすることで、ワイルド&クールな印象を強烈に打ち出すことに成功している。同店でノーマルの新車を買ってここまでカスタムすると、およそ1,464,000円かかるが、コンプリートプライスなら1,284,000円だから、その差額はなんと180,000円にもなる。ダエグはこのほかにも特殊塗料をつかった「PRライン」仕様のブラックカスタム、ホワイトカスタムや、マフラー、バックステップ、メッシュホースで武装したスポーツカスタムなどいろいろ揃えている。
ホンダ CB1100 Kスタイル
価格:1,190,000円(STDベース)
現代に蘇ったFOURで
豊かなバイクライフを
1969年に市販されたCB750FOUR(K0)は、ホンダの歴史に名を刻む名車中の名車。その人気は今でも衰えず、綺麗なものだと中古車に300万などの値がつくほど。しかし純正パーツの廃止や故障の不安など、古いバイクだけに心配は多い。そこでゼロのスタッフが作りあげたのがこのCB1100ベースのカスタムコンプリート「Kスタイル」だ。K0カラーとして有名なブルーグリーンメタリックとゴールドラインを忠実に再現し、マフラーもナナハンに近い4本出しチタンエキパイマフラーを採用。シートも角ばったK0タイプに換装し、後付けのヘッドライトステーは塗装して装着。この全体のマッチングが実に絶妙で、よくまとまっている。遠目で見たら普通にCB750FOURに見えてしまうからスゴイ。これはひとえに製作するスタッフのセンスの良さである。タンクは一見ただ塗装しただけに見えるが、CB1100のエンブレムを外すとそこに凹みがあるため、これをパテで埋め、ペイントしてからHONDAロゴを貼り付けているという細かさだ。この車両ならパーツや故障の不安はまったくなく、最新バイクの走行性能が楽しめるのだ。これで販売価格は1,190,000円(STDベース)なのだから破格ではないだろうか。
購入からカスタムまで、
末永く付き合える地域に密着したお店
バイクハウスZEROはさいたま市を中心に5店舗を持つ大型販売店。約35年にわたって埼玉で営業してきた同店は、国内4メーカーを始め、トライアンフやモトグッチなどヨーロッパメーカーの新車、中古車を扱うほか、修理からカスタムまで幅広くユーザーのバイクライフをサポートしてくれる。またツーリングやライディングスクール、バーベキュー大会などイベントも数多く開催しているので、原付からリッターバイクまで、バイクのことならなんでも相談してみよう。
パート1「外車館」はヨーロッパメーカーを中心に扱う店舗。縦置きVツインが唯一無二の存在を誇示するモトグッチや、多彩で個性的なスクーターが揃うアプリリアなど、人とはちょっと違うバイクをお求めの方はこちらへ。
浦和レッズのホームである「駒場スタジアム」の近くにある店舗で国内4メーカーの新車、中古車のほか、ロードホッパーやヘイスト、逆輸入車も取り扱っている。もちろん本編で紹介しているカスタムコンプリートの販売もあるぞ。
バイクハウスZERO PART-Ⅲ 埼玉大学前 新車・中古車総合館
バイクハウスゼロの中核となっている大型店舗。国内4メーカーの新車、中古車、逆輸入車を扱い、原付からリッターモデル、紹介したカスタムコンプリートまで、常時100台近いバイクが展示されている。駐車場完備。ライディング用品の販売もあるぞ。
バイクハウスZERO PART Ⅳ「KAWASAKI館」国道17号大宮店
幹線道路である国道17号沿いの大宮にある「KAWASAKI館」は、カワサキの新車・中古・逆輸入を扱う関東最大級のカワサキ専門店だ。また中古車は全メーカーを対象に、常時50台以上展示している大型店舗でもある。紹介したカワサキのカスタムコンプリート車も展示中だ。
バイクハウスZERO TRIUMPH 埼玉南 トライアンフ専門店
バイクハウスゼロは埼玉県初のトライアンフ正規WORLD資格販売店でもある。最新車両、中古車はもちろん、アクセサリーからクロージング、カスタムパーツまですべておまかせ。本ページの「ボンネビルカフェスタイル」の問い合わせはこちらへ。場所はPART-ⅠとPART-Ⅲに隣接した好立地なので、セカンドバイクの相談なども気軽にできるぞ。