
登場以来、人気の衰えることを知らないヤマハMTシリーズ。2014年にMT-09が登場後ラインナップは強化され、4気筒1000ccのMT-10/SP、3気筒900ccのMT-09/SP、そして2気筒700ccのMT-07という布陣に加え、アンダー400にもMT-03とMT-25をリリース。日本のみならず全世界で高く評価され、いずれもそのクラスでセールス上位を占拠している。
コンパクトさと軽快感を強調したスタイルを一貫し、”The King of MT”と呼べるロードスターモデルMT-10/SPは圧倒のパフォーマンスを誇り、MT-09/SPは日常的な速度域での自由自在感と”意のままのライディング”を楽しめるモデルとした中心的存在に。MT-07は普段着感覚で楽しめるバイク運転の楽しさやバイクのある豊かな生活を提唱し、MT-03とMT-25は“大都会のチーター”をコンセプトに、毎日楽しめるバイクに仕上がっている。
都会のライダーを魅了してやまないMTワールドがそこにはあり、都会に映えるスタイリッシュさはもちろん、いずれも意のままに操れるトルクとハンドリングで、シーンやライダーの技量を問わずライディングが楽しく、エキサイティングなのがその人気の秘訣だ。ここでは、そんなMTシリーズ試乗インプレッションをまとめてみた。