ファッション講座

小物の活用術

掲載日:2007年04月29日 ファッション講座    

小物はあくまで脇役
ゴツめのものは最初は控えましょう

今回は、小物についてお話します。

春から初秋にかけての薄着になるシーズンでは、小物使いでオシャレに大きく差がでます。ここでは小物の中でも特にアクセサリ(ネックレスや時計、ブレスレット)、帽子、ベルトのコーディネートのポイントをご紹介したいと思います。まず小物は、主役ではなく”脇役”であるということを理解しましょう。小物に存在感がありすぎると、どうしても違和感が出てしまいますから。特に男性はついついゴツめのものに目がいきがち(特にライダーの方は)です。しかし、それらはコーディネートのポイントや自分のスタイルを確立してから楽しむようにしたいですね。

では、それぞれのアイテムのポイント解説させていただきます。

小物が効いていれば
オシャレ度はグッとアップ

詳細情報まず、アクセサリ(ネックレスや小物)についてお話します。。着こなしが単調になる(例えば、上着なしで、Tシャツのみなど)場合など、どうしても襟首あたりが寂しくなりますよね。そこで活躍するのが、ネックレスというわけです。特にVネックやUネックなどの首元が大きく開いているTシャツなどは、効果的です。ただ注意していただきたいのは、オシャレをはじようとお考えの方はあまりゴツいものを選ばないようにしましょう(ハードなものは、コーディネートが難しいのです)。前述しましたが、アクセサリはあくまで”脇役”。最初のうちは、小ぶりなものをチョイスしましょう。とは言え、あまりにも繊細なものを選ぶと今度は女性っぽい印象になりますから、ほどほどに(笑)。チェーンもシルバー、ゴールド、レザーとありますが、ゴールドは難易度が高いですから最初は避けましょう。

アクセサリの最後は腕時計。時計は男性がしても、違和感のない最も使い回しのきくアイテムといえるでしょう。最近は携帯電話やオートバイ本体に時計がついていて、腕時計の実用的な意味は薄れていますが、ファッションアイテムとして積極的につけていただきたいですね。どんな時計をするかは、カジュアルではさほど気にする必要はありません。また、もっとオシャレを楽しみたいという方は、ブレスレットも○。こちらも他と同様、あまりゴツめなものは避けて、シンプルなものから選んでいくとよいでしょう。またリングは1つだけからスタートしましょう。「とりあえず、たくさんしておこう!」というのは、最初はオススメできません。やはりアクセサリの基本は、あまり派手なものを選ばず、コーディネートが寂しいなと思うポイントに”さりげなく”配するということですからね。

詳細情報次に帽子。ファッションにこだわると、ライダーとして気になるのが髪型です。ヘルメットを被るとどうしても、髪がペッタンコな状態になりますからね。せっかくオシャレをしても、ペッタンコの髪だと台無しです。そこで活躍するのが、帽子ということになります。帽子にはさまざまな種類がありますが、カジュアルなスタイルならキャップやビーニー(※)、ハンチングあたりが無難です。この中でどれを選ぶかは、その日のファッションのコーディネートを考えて選ばれて問題ありません。個人的にはビーニ-がオススメですね。ワイルドなスタイルからエレガントなスタイルまで着る服を選びませんし、クルクルっと畳めば収納もラクラクだからです。

最後に「ベルト」についてご説明します。ベルトは、他の小物と違ってインパクトのあるものを選んでもスタイリッシュに見えるからです。むしろインパクトがあるくらいでちょうどいい、くらいですね。トップス(上着)とのコーディネートのポイントは、チラ見せです。つまり、腕を上げたときにチラッとベルトが見える…くらいが理想。そのため、トップス(上着)の着丈は短めをチョイスしましょう(コラム参照)。ベストなのは、腕を下ろした直立状態でベルトがギリギリ隠れる状態。腕を上げたときなど動いているときに、チラリと見えるのがポイントです。短すぎて、常にベルトを見せるようにすると最悪ギャランドゥがボン!ということにもなりかねません(笑)。ちなみにフロントにジッパーの付いた服(ブルゾンなど)の場合は、ダブルジッパー(ジップが上下に開くもの)がオススメです。

※ビーニー
丸型の縁なしの帽子のこと。ビーニーハット(beanie hat)やビーニーキャップ(beanie cap)ともいう。大半がシンプルなニット帽で、芸能界のおじさんたちにも好まれている。

Column - Tシャツの”お直し”をしてますか? -

イメージ意外に多くの方がご存じない、Tシャツのお直し。パンツではおなじみなんですが…。今回の記事でもご紹介しましたが、ベルトのバックルをチラ見せするにはTシャツの着丈がポイントになります。袖だと捲り上げればなんとかなりますが、着丈だけはカットする以外どうしようもありませんからね。ほとんどのお店で受け付けてくれると思いますので、お店に行ったときなどは訊ねてみるとよいでしょう。直しに掛かるコストはお店やブランドによって異なりますが、おおむね1,000円からというところです(希望する加工によって前後しますので、必ずスタッフの方に確認しましょう)。ちょっと高い気もしますが、着丈調整でシルエットを整えるとガラリと印象が変わりますからオススメです。

デビルアロー綿秡の
オススメのアクセサリ

ここではデビルアローで、イチオシのアクセサリをご紹介いたしましょう。

あまりゴツいものではなく、オシャレをはじめてみようという方にも比較的使い回しやすいアイテムを揃えてみました。これらをご参考にアクセサリ選びを楽しんでみてください。

※inanojiブランド
「inanoji」とは-否-のこと。常に進化し続ける、今の自分に納得しないように、自己否定という戒めをあらわす。コンセプトは『己の欲望のままに…作りたい時、作りたい物を作る…日々の喜・怒・哀・楽を根源とした、いわば“変幻自在”のブランド』で、1人のクリエイターが、キャスト・手組み・彫金等、デザイン・製作しているこだわりぶり。商品を外注に任せず、全て“自社”で行う拘りがあります。

アイテム001
inanoji
Crown/チェーンブレスレット

職人がシルバーを叩き伸ばし、銀線を作りロウ付け(溶接)して組上げたチェーンブレスレット。シンプルな作りですが、チェーン1コマずつが手作りの痕跡が残る暖かい仕上がりになりチャームの王冠は、男女問わず着けこなしていただけるブレスレットです(税込価格:\32,550)。

アイテム002
inanoji
スプレッドイーグル/リング

ヨーロッパ王侯貴族の家系を象徴するエンブレムモチーフのリング。エンブレム(盾形)のディテールを活かし、“エッジ”をたてたシャープなラインに仕上げてあります。エンブレムの模様にはスプレッドイーグル(翼を広げた鷲)のレリーフ(浮き彫り)加工が(税込価格:\13,650)。

アイテム003
inanoji
スプレッドイーグル・コイン/リング

エンブレム、スプレッドイーグル(翼を広げた鷲)のリング。全体的に大振りなデザインがインパクト大。コインを半球体に打ち出したかのような、綺麗な丸みのあるラインで仕上げカレッジリングの様な風合いですが、ゴツめなハードさも備えたリングです。(税込価格:\16,800)。

アイテム004
inanoji
天然シトリントパーズ/クロスネックレス

定番クロスをゴシック調に仕上げたネックレスです。中央のクロスの下には天然シトリントパーズを使用。高級感を持ちつつハードなイメージに仕上げてあります。立体感と天然石の存在感を引き立てるためシルバー部分は“銀いぶし”を施しています(税込価格:\27,300)。

※チェーンは別売

アイテム005
inanoji
Key/ネックレス

クロスに続き定番の“鍵”モチーフのネックレス。ディテールには王冠と唐草が彫ってあり、細部まで繊細な作りになっています。大きめですので単品で着けても存在感の有るデザイン。カスタムメイドとして王冠部分に文字入れも可能(税込価格:\16.800)。

※1mm文字で7文字程度

※チェーンは別売

アイテム006
inanoji
Cloud/チェーンブレスレット

雲をイメージしたやわらかい形のブレスレットです。シンプルなデザインで、多様なコーディネートに幅広く着用できる一品。一コマずつ時間を掛けて手磨きで鏡面加工を施し、ボリューム感があるために単品使いでもインパクト大なのがうれしいところ(税込価格:\45,000)。

chain上記のアイテムは、デビルアローで購入可能。
ネックレスのチェーンは別売。
40cm(\4,200)。1cm刻み (\105) で長さの指定ができる。
受注生産のため納期は約1週間~3週間程が目安。
ただし、納期は相談も可能。
リングサイズは、指定することが可能。

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