掲載日:2011年01月14日 林道ツーリング情報局 › 関東エリア
南側は林道ヤヲトシ線で、東側が明川保安林管理道。おそらく整備はされていないと思う。尾根は草木で道幅が狭いが周囲の山並みを見渡せる
豊田勘八インターを降りると国道153号を東へ。勘八峡はボートを漕ぐクルーで賑わっていた。足助町に入り、東海随一といわれる紅葉の名所、香嵐渓に寄る。その後、足助の宿場町へ行き、明川町にある林道に向かった。
春には梅の花が咲き誇る円通院との分岐②を、林道ヤヲトシ線へ進む。砂利のワインディングロードから尾根道へ、途中に北上する分岐があり、地図を見ると滑入に抜けているようだ。やがて溝やガレもある坂道を下るとT字路にでて終了。出口には「明川保安林管理道」の標識が立つ。
右折し再び国道153号へ。東へ走り2kmほどで分岐④に着く。昔と林道名が変わり、林道小田木本洞線となり舗装されていたが入って行く。400mでダートの分岐があったので、走ってみた。直ぐに道幅の広い溝やガレのある、長い上り坂が目の前に現れた。路面はフカフカなので、ラインを決めて一気に上る。ナビによると標高約200mの高低差、勾配14%くらいだった。
出口を左折し下ると、直ぐにT字路に出る。ここは、右のダート林道本洞線へ進んだ。分岐⑥に着くと、フラットな林道藤平線を往復し本線に戻る。途中作業道池ノ平線の分岐があるが、道が悪くなり本線に戻ると約800mでダートは終了。「林道池ノ平線」の標識が立つ分岐⑧に出る。
県道33号を南へ走ると、きららの森に辿り着く。段戸湖に流れ込む小川には、きららといわれる輝く「雲母片石」がある。涼風の中、きららを見にバイクを走らせた。
県内最大の規模を誇る段戸裏谷原生林、きららの森。ブナ、モミ、ツガを主体とする天然林の森で、多彩な野鳥や湿原植物が生息。段戸湖は静かで美しく、湖面に照り輝く緑や紅葉の木々は壮観
香嵐渓にある栗の木茶屋。我が家のカレーに似た、「野菜ごろごろカレー」に頬が緩んだ。渓谷沿いには、他に数軒の趣ある食事処あり
中馬街道の宿場町として栄えた足助の宿場町は、その面影を今に残す町だ。白壁の土蔵や格子戸の建物、古い建物を利用した資料館などが建ち並ぶ。なかでも、黒い板壁と漆喰の小道のマンリン小路は、江戸後期の町並みで情緒に溢れている。ぜひバイクから下りてゆっくりと散策してほしい、道端には1800年代の道しるべも残されている
住所/愛知県豊田市足助町
問い合わせは 足助観光協会 0565-62-1272
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