カワサキ Dトラッカー
掲載日：2009年07月03日 ユーザーが造るカスタム
ストリート仕様のKXを目指して
進化を続けるDトラッカー
「公道仕様のKXを目指してカスタムしています」という金井さんのDトラッカーは、ルックスもハードコアなチューニングマシンだ。ノーマルのエンジンではレーサーの湧き出すようなパワーを実現できないということで、KLX300Rのエンジンパーツを組み込みボアアップ。キャブレターなども交換することで、ノーマルには無い弾けるようなパワーを実現した。排気系はCRF用のアクラポヴィッチ製サイレンサーを加工して取り付け、パワーだけでなくスタイルもレーシーな雰囲気に仕上げられている。外装パーツも要所を抑えて換えられているが、金井さんいわくまだまだ発展途上とのこと。今後の進化が期待できるカスタムと言えるだろう。
カワサキ Dトラッカー Machine Detail Check!
スピードメーターは多機能なアクティブ製デジタルモニターに変更。バーパットに埋め込んで取り付けることで、フロントをシンプルに演出。
アクラポヴィッチではDトラッカーに対応するものが無かったため、CRF用を加工して装着した。エキパイはオリジナルの一品モノだ。
エンジンはKLX300Rのパーツを流用して292ccにボアアップし、ST-1カムを組む。それにあわせて補機類もすべて変更されている。
OWNER data
金井卓じさん (神奈川県平塚市)
