掲載日:2011年12月13日 フォトTOPICS
写真・文/ガルル編集部 田島真一 取材協力/JNCC
広大な牧草地を使ったスタートは迫力満点。思いっきりスロットルを開けられる。
最終戦にもつれ込んでいた♯1小池田タケシと、♯2鈴木ケンジの決着。同ポイントなのでレースに臨むふたりの立場は同じだ。だが、大接戦を繰り広げた斑尾大会から1年ちょっと。その間に、ふたりのバランスには変化が生じていた。小池田が伸びた。それも、グングンと。ケガで乗れない時期を取り戻して余るほど、練習を重ねたはずだ。
JNCCの最終戦はAAGPと呼ばれ、毎年海外から有力選手が招かれる。今年はハスクバーナからジェイソン・トーマスがTE250で出場。またKTM350EXC-Fを駆るジェシー・ロビンソンも参戦。ともにGNCCのプロクラスで活躍しているトップガンだ。
オープニングラップではハスクTE250のジェイソンがリード。だが、どこかでコースアウトしたらしく、フロントゼッケンプレートが大破。COMPクラスのコースは全長17km。前日からしとしと降っていた雨は、黒土を手ごわいコンディションにさせていた。斜面にある会場は水はけが良いのだが、地形によってはどうしても水のたまりやすい場所がある。そこをどう切り抜けるか。サバイバルとなっていたようだ。中盤になるとライダーの集まる難所のさばき方で差が出た。健二カントクが後半になってトップに立つと、追撃を寄せず、そのままゴール。チェッカーを受けたあとはウイリーで観客をわかすなど、自身のシリーズタイトル獲得も盛り上げていた。今回は本場アメリカのプロライダーを迎撃して、近年の日本人のレベルアップを印象付けたといえるだろう。
※より詳しい記事を月刊ガルル2012年1月号(2011/12/6発売)に掲載しています。
01シリーズチャンピオンを獲得した鈴木健二選手。2スト250で防火帯を快走。
02JNCC期待の星、小林雅裕選手(通称まちゃ)がコースアウトから驚異的な猛追で総合5位に食い込んだ。
03もうひとりのホープ、出口隼飛選手。シーズン後半からガスガスEC250にスイッチ。モトクロスで磨いたスピードは本物。
04最近、ホームページを開設した小池田猛選手。チャンピオン候補筆頭だっただけに、レース後、本当に悔しそうな表情だった。
05フロントゼッケンプレートはどこへ? それでもスピードをゆるめることなく総合3位のジェイソン・トーマス選手。
06FUN-GPクラスでは、沼と化したエリアでスタック続出。でも、楽しそうでしょ?!
07クロスパーク勝沼でテクニックを磨いている小林雅人。2012年はトップクラスに昇級。
08抜群のスピードでグリーンバレー森羅を駆けたJason Thomas。
091周目、3番手の小池田の後ろにつけ、その後もトップ争いを演じたJesse Robinson。アメリカGNCCではプロクラスの実力者。
10星野恭平選手は右手首のケガから復帰していたが、本来の実力が出ず総合19位でフィニッシュ。
11MFJ全日本エンデューロでシリーズタイトルを獲得した内山裕太郎もエントリー。
12懐かしい! ホンダXL250SもFUNクラスを快走。どんなバイクでも参加できるのがJNCCの良いところ
13競走ではあるのだが、参加者はみな楽しみ方を心得ている。焦っていては笑えませんよね~。
14最近パドックでよく見るワープ9というホイールセット。カラーを選べるのがうれしい。取り扱いは神奈川県厚木市にあるフレアラインさん
15こちらも同じくワープ9のステップとブレーキペダル。おしゃれは足元からってね。
16ジェイソン・トーマスは、ギザギザの歯を付け替えられるKite ? Footpegsをハスクバーナにセット。
17高低差もあるグリーンバレーのコース。走り応えは国内随一。
18精一杯走った後に観客とハイタッチ。このフィニッシャーズロードの味は格別だ。
19阿蘇に広がるグリーンバレー森羅の特設会場は、クロスカントリーという言葉がもっとも似合うフィールドだ。
20コースサイドに並んだメーカーパドックがライダーを励ましてくれる。そこに車種の垣根はない。
21JNCCシリーズは、あえて参加クラスを細かく設定。その分、表彰される機会を多くしている。
22モトクロッサー、YZ250Fをエンデューロ用にモディファイ。吸気カムのセッティング変更など、最小限の変更で対応させている。
23出口隼飛選手のガスガスEC250には、オートクラッチのリクルスが組み込まれている。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!