電極バランスを整えマイナスイオン効果で完全燃焼を促進

掲載日:2012年01月17日 オフロードアイテムレビュー    

独自に開発された9種類の天然振動鉱石を原料としているフォトナイザー。このフォトナイザーをバッテリーのマイナス端子に装着するだけでフォトンホルミー効果を発揮するという。

 

写真/酒井一郎  レビュワー/小川浩康

 

 

[ アイテム紹介 ]

フォトンホルミー効果とは、フォトナイザーが発するエネルギーとフォトン=光子(光を粒子として扱う場合の呼称)の電磁相互作用が相乗効果を生み出し、プラスイオン化されているあらゆる環境をマイナスイオン化する現象のことだという。プラスイオン化された環境では、エネルギーは不活性化=ロスしてしまうが、マイナスイオン化することでそのロスをなくすことができるのだという。その結果、燃料の完全燃焼を促進し、マフラー内の静電気も減少。俊敏な加速が得られ、慣性走行がしやすくなり燃費の向上も期待できるという。また、車体全体がマイナスイオンコーティングされ、金属部分が錆びにくくなり、ホコリなども付着しにくくなるという。軽自動車・2輪車用と、製品サイズの大きくなった中型車用の9種類がラインナップされている。

 

 

[ レビュー ]

テストはXR230に装着し、河川敷ダートを走行しておこなった。
取り付け後は静電気による抵抗が下がり、極端なパワーアップ効果が見込まれるという注意書きがあったが、レビュワーはパワーアップを体感できなかった。ただ、エンジンは毎回セルひと押しで確実に始動し、アイドリングから高回転まで回転上昇がスムーズになっているように感じられた。混合気が新品プラグでしっかり燃焼しているような感じで、多少ラフなアクセルワークにもしっかりレスポンスする印象を得た。エアインジェクションシステムを搭載したキャブレター車は、とくに低回転域でダルいレスポンスになりやすいが、こうした乗り味の改善に貢献しているのではないだろうかと思った。どう作用しているのか具体的に分からない部分があるのも事実だが、完全燃焼を促進しているようには感じられた。
ちなみにレジェンド石井正美氏はトランポに使用していて、8.5~9㎞/l だった燃費が、11・5㎞/l まで向上。長距離移動でその差がハッキリしたという。

 

 

[ アイテム詳細 ]

フォトナイザーの内部。シンプルな作りになっている

 

装着は、静電気がもっとも減少しているエンジンの冷えた状態で行う。付属の研磨剤でバッテリーのマイナス端子表面が光るように磨く

 

裏紙をはがし、表面のマークをマイナス端子の中心に合わせる。そして端子からバッテリー本体に沿うように装着

 

付属のロックタイでしっかりと固定すれば装着完了。余分な静電気をバッテリー内へ戻し、プラスとマイナスのバランスをとることで燃焼室内の混合気が分子レベルで気化。燃焼波形や火炎伝播が理想的な状態になり、ベストな空燃比で完全燃焼に近づくという

 

トランポに最適な中型車用もラインナップ。価格は1万500円

 

 

[ 商品情報 ]

三幸産業

PHOTONIZER 軽自動車・2輪車用

価格/8400 円

重量/5g(編集部実測値)

素材/9種類の天然振動鉱石

 

 

[ お問合せ ]

三幸産業

TEL/082-840-3135

 

 

[記事提供]

ガルル編集部

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