掲載日:2016年09月05日 オフロードアイテムレビュー
写真/関野 温 レビュワー/櫻井伸樹
オフロードブーツというのはとにかく汚れるもの。雨上がりの林道や、レースで使うと、あっというまに泥があらゆる場所に入りまくり、車体と同様にきっちり洗浄する必要がある。
そんなときにとても便利なのがこのブーツウォッシュスタンドだ。使いかたは簡単。2本のアームにブーツを逆さまに突っ込み、その状態で洗うだけ。この製品にはハンドルが装着されているので、ブーツの前後を洗う際でもワンアクションで行なえるのがありがたい。また、足裏が目の前なので、ここをブラシでゴシゴシやるのもやりやすかった。
また洗ったブーツは陰干しでしっかりと乾かしたいものだが、その際も楽。洗浄したら、スタンドにセットしたまま日陰に放置すればいいのだ。重くて大きなブーツを逆さまにして乾燥させるのはなかなか難しいが、このスタンドならそれがじつに容易。洗浄から乾燥への移動にもハンドルがあるので、濡れたブーツを抱えなくていいのもありがたい。オフロードブーツのヘビーユーザーほどメリットがある製品といえる。
オフロード用品の総合メーカー「ダートフリーク」がプロデュースするツールブランドがユニット。レンチ、スパナといった基本的な工具からレース用のスタンド、タイヤチェンジャーなどオフロードにまつわるあらゆるツールをラインナップしており、またコストパフォーマンスにもすぐれるので、多くのライダーから支持を受けている。紹介するこのブーツウォッシュスタンドハンドル付は、オフロードライダーのかゆいところに手が届く製品だ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
ブーツを洗浄する場合は、まずブーツをスタンドにセットせずに上からジャブジャブと水をかける。次にブーツをスタンドにセットしのように泥や汚れを落としていく。もし高圧洗浄機があれば、飛躍的に効率が上がるはずだ。
このスタンドのすぐれているところはソールに着いた泥や汚れをゴシゴシ落とせること。エンデューロブーツのブロックソールでも楽勝。
スタンドを組み立てる際に使うボルト。購入時はバラバラなので、このボルトをはめて組み立てる。組み立て時間は約5分ほど。
ブーツを洗ったら、この状態で陰干ししてあげよう。アームがうまいこと内部の空間を広げているので、それだけ水分も早く乾燥するのだ。スペースさえ許せばこのまま保管しても問題ない。もちろんレースなどではこのままトランポに載せるのもありだろう。そんな移動の際に、このハンドルが役立つのだ。ちなみに同ブランドにはハンドルのないモデル(2,200円税抜き)もラインナップされている。
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