掲載日:2015年08月17日 オフロードアイテムレビュー
写真/長谷川 徹、ガルル編集部 レビュワー/櫻井伸樹
今回は70種近くあるデザインの中から「アタック」というアグレッシブな直線ラインを基調としたデザインを販売元に依頼。ラスベガスで制作され、約1ヵ月ほどでエッジの美しいデカールが到着した。
さっそく編集部のCRF250Lに施してみることに。施工方法は簡単。貼り付ける部分の汚れをしっかりと拭き取り、パーツクリーナーなどでよく脱脂する。500mlのペットボトルに水を入れ、そこに食器用洗剤を1滴垂らしたものを車体とデカールの両方に吹き着け、細かい部分の位置を合わせてゆっくりと貼る。失敗しても貼り直しが利くので焦らずに。あとはデカール内の気泡や水滴をタオルなどで外に押し出せば完成だ。
レビュワーはデカール施工に関してまったくの素人だが、このAMRのデカールは精度も高く、また適度な柔軟性があるため、ほとんど苦労することなく全体的にきっちりと貼ることができた。これなら初心者でも、たった3万円で愛車のイメージチェンジができ、よりいっそう愛着が湧くこと間違いなしだろう。
人と違うデザインのバイクに乗りたいと考えた場合、まず念頭に挙がるのはオールペン(全塗装)だろう。だが品質の高いデザイン塗装は、費用も時間もかかってしまうのが現実。ところがグラフィックデカールなら費用も時間もあまりかけずにバイクを手軽にイメージチェンジできるのだ。このAMRのグラフィックデカールは、デザインとカラーを選ぶことでなんと1600通り以上もの組み合わせを実現した、受注生産式のグラフィックキットである。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
デカールの厚さはなんと0.55mmと極厚仕様。これは通常のステッカーの約5倍もの厚さ。つまりフォークガードやアウターチューブはかなりのプロテクション効果が期待できることになる。
施工する前は、貼り付ける部分の汚れと油脂をしっかりと取り、デカールと車体にたっぷりと洗剤水を吹き付けるのがポイント。ずれても乾く前なら一度剥がして、もう一度貼り直すことが可能だ。
貼り付けの際は、細かい部分や端を合わせてからゆっくりと貼っていく。焦らず、慎重に。
貼り付けたら、内部に残っている気泡や水滴をタオルなどで押し出す。デカール自体が丈夫なので強めにこすっても大丈夫だ。
フルキットは大きなパーツだけでなく、アウターチューブ、フレームの一部、スイングアームなど細部まで用意されている。だから雰囲気もガラリと変わるのだ。対応車種は多数あるので同社のサイトでご確認を。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!