掲載日:2015年05月15日 オフロードアイテムレビュー
写真/酒井 一郎 レビュワー/小川 浩康
マジックハンズは手袋型スポンジということなので、テストする前はそれほど期待していなかったのは事実。しかし、実際に手に装着してみると、そのしっかりした作り込みを確認でき、安易な先入観を持ったことを恥じた。
マジックハンズは銀色の洗浄メッシュ層、スポンジ層、防水層、裏地の特殊4層構造(国際特許出願済)になっていて、この裏地が心地いい装着感を与えてくれる。実際に流水を使って洗車してみたが、防水層が流水の侵入を確実にシャットアウトしてくれた。袖口部分にもゴムのシャーリングが付いたカバーがあるので、防水性はかなり高いと言える。
今回は油汚れがこびり付いたスポークとリムを洗浄してみた。指を一本一本使えるので、細かい部分まで指先が入り、洗浄メッシュが汚れをしっかりと落としていくのが確認できた。軍手を使った洗車はプロメカニックもおすすめする方法だが、このマジックハンズなら手を濡らすことなく行なえる。洗剤による肌の荒れも防止できるので、非常に使えるアイテムだと思えた。
ガルル読者には、SFJコーポレーションは聞き慣れない社名かもしれない。しかし、V字電極が安定して強力なスパークを発生する「スプリットファイア」の輸入元でもあるのだ。そのSFJコーポレーションが手がけるカー用品ブランド「ニューイング」から、手袋型スポンジ「マジックハンズ」が新発売された。手に装着するだけで使用でき、指先で細かい部分の洗浄ができる。また、手袋自体が防水仕様なので肌にやさしいのも特徴になっている。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
ワンサイズ設定だが、特殊4層構造にはスポンジ層や裏地があるので、よほど大きかったり小さい手でなければ適度な装着感が得られる。
洗浄メッシュ層は指先まで配置される。だから指先で細かい部分の洗浄が可能になっている。
マジックハンズ使用前のリムとスポーク。洗車用洗剤を拭き付けた。
そして流水とマジックハンズ使用後。細かい部分の油汚れもしっかりと落ちているのが分かる。ただし、自動車のボディ、メッキパーツ、印刷面・塗装面、漆器類、貴金属類には傷が付く場合があるので使用は控えたほうがいい。
汚れたマジックハンズは洗濯機で洗えるので、何回も使用できる。
お得な両手用(2枚入り)もラインナップされる。
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