快適さが持続するのでツーリングにも着用したい高機能アンダーウエア

掲載日:2011年10月11日 オフロードアイテムレビュー    

RSタイチのクールライドは、発汗量の多い時期の走行時にはクーリング効果を発揮し、速乾性も高いため涼しくなるこれからの時期には、冷えてしまったアンダーウェアによる体温低下や体力の消耗を防ぐ効果もある。また抗菌・防臭効果のある高機能なアンダーウエアだ。

 

写真/酒井一郎  レビュワー/小川浩康

 

 

[ アイテム紹介 ]

モトクロスやエンデューロといったレース走行だけでなく、ボディアクションを多用するオフロードライディング時には、化学繊維を使用したアンダーウエアの着用が欠かせないものになってきている。オフロードライディングは季節を問わず発汗量が多くなりがちで、普段着用している綿の肌着では汗を吸収しきれず、肌にベタ付いてしまうからだ。綿は一度湿ってしまうとなかなか乾かないので、寒い時期では走行風とともに体温も奪われてしまう。集中力が低下するだけでなく、体力も消耗させられてしまうので、非常に危険な状態になってしまう。
そんな状態を回避するために、速乾性を持つアンダーウエアの重要性が高まってきているのだ。このクールライドスポーツアンダーシャツ・パンツは速乾性と通気性にすぐれるテクノファインという素材を使用。ライディング時に最適なフィット感を生む立体裁断とし、抗菌・防臭加工も施されている。つねにサラッとしているので肌にベタつかず、抜群の通気性は着用しただけでクーリング効果も発揮してくれるという。

 

 

[ レビュー ]

レビュワーは身長173㎝、体重65㎏。今回はLサイズを着用した。
生地は薄くて伸縮性があるけれど、タイトな着心地ではなく、体のどこかが圧迫されることはなかった。また、肌と接する面の生地には縫い目がなく、ライディング時の体の動きに合わせた立体裁断になっているということもあり、バイクにまたがった時にも一切違和感がなかった。
この生地は速乾性と通気性が高いので、かいた汗をすぐに吸収し、その汗が乾く時の気化熱が肌の体温も奪っていく。だから暑い時期に着用すると、それだけで涼しさを感じられるのだ。汗をかいてもすぐに吸収してくれて、つねにサラッとした着心地なので、それも気持ちよさになっている。
生地が吸収した汗もすぐに乾いていくので、走行風に当たっても寒さを感じにくい。涼しくなっていくこれからの時期では、汗をかいた後でも寒くなりにくいというメリットがあるのだ。不快感がなくライディングに集中できるので、レースだけでなく街乗りや林道ツーリング時の着用もおすすめしたい。

 

 

[ アイテム詳細 ]

①通常のポリエステルよりも吸汗性と速乾性にすぐれるテクノファインを素材として使用。テクノファインは繊維構造をW型にすることで、水分を多く取り込めるという。タイチのロゴがある背骨周辺はメッシュ素材を配置し、通気性を確保している

 

②肌と触れる面に縫い代が出ないフラットシーム縫製。快適な着心地を提供してくれる

 

③着用図。生地自体に伸縮性があるので、軽く引っ張るようにして体に合わせていくと着用しやすかった。黄色いステッチ部分がフラットシーム縫製。窮屈さはなく、体の動きを妨げない着心地。Tシャツ、ジーンズの下に着用して市街地走行を行ったが、走行風が当たれば暑さは感じない。というより、かなり涼しかった。汗をかいてもベタつかないので、ジーンズが体に貼り付かなくなるというメリットもあった

 

 

[ 商品情報 ]

RS TAICHI

COOL RIDE SPORTS UNDER SHIRT/PANTS

価格/9975円(シャツ)/9450円(パンツ)

重量/184g(シャツ)/139g(パンツ)(編集部実測値)

カラー/ブラック(シャツ/パンツとも)

サイズ/S、M、L、XL、XXL、3XL、4XL

素材/ナイロン、ポリウレタン、ポリエステル(シャツ/パンツとも)

 

 

[ お問合せ ]

アールエスタイチ

TEL/072-874-3268

 

 

[記事提供]

ガルル編集部

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