違和感なく装着でき、鮮明な映像が記録できるウェアラブルカメラ

掲載日:2011年08月16日 オフロードアイテムレビュー    

スポーツやレジャーを楽しむ人たちの間で人気のウェアラブルカメラ。耐衝撃性・防水性も備え、オフロード走行に適した世界最小最軽量級のフルハイビジョンハンズフリービデオカメラが日本仕様で登場した。

 

写真/酒井一郎  レビュワー/小林直樹、小川浩康

 

 

[ アイテム紹介 ]

ヘルメットやハンドルバーなどに固定することで、オフロードライディング中でもハンズフリーで撮影できるコンパクトなビデオカメラの人気が高まってきている。今回テストしたCONTOUR(コンツアー)は重量わずか150gで、手の平に収まるほどのコンパクトサイズ。世界最小最軽量に仕上がっているのが特徴だ。また、CONTOUR GPSは、GPS機能も内蔵しているので、走行軌跡や走行速度なども記録できる特徴を持っている。
このCONTOUR GPSは動画と静止画の2モードで記録でき、動画は4つの解像度、静止画は5つのシャッター間隔を選択できる。光源は3条件に適合でき、コントラスト・シャープネス・露出・測光方式はマニュアル設定できる。画質を細かく調整できるので、画質と録画時間のどちらを優先するか任意で選べる。ただし、こうした設定や画像の抽出には専用アプリケーションのSTORYTELLER(ストーリーテラー)を通じて行うことになる。つまりCONTOURを楽しむためにはパソコンが必携となってしまうのだ。

 

 

[ レビュー ]

付属のゴーグルストラップマウントを使用し、小林直樹氏のヘルメット左側に装着。そのまま河川敷ダートを走行してテストを行った。「初めて使ったけれど、パッと見で操作方法が分かるのがいいね。重さも感じないし、装着して違和感がなかったのも好印象だよ。
気になったのはモニターがないこと。モニターを装備しないことでコンパクトになっているのは分かるけれど、撮影したらすぐに確認したいのはおれだけじゃないはず。またカメラ本体の取り付け角度が適切かどうか確認するのも手間。一度決まってしまえば後はそのセッティングでいけるし、走行中にズレない確実さがあるのはすごくいいのだけどね。カメラ本体の剛性があって頑丈だし、耐水性もあって、操作性もいい。オフロードライディングに最適なカメラになっていると思う。ツーリング、レース、練習と幅広く撮影でき、仲間内でひとつあれば、フォームチェックにも使える。こうしたカメラには正直そんなに興味がなかったんだけど、一度使うと、こんなに楽しいと思わなかった。欲しくなるね」

 

 

[ アイテム詳細 ]

①バッテリー充電は約4時間で、最大2.5時間の録画時間を確保。ストレージはMicroSDカード。専用アプリケーションのSTORYTELLERで画像やGPSデータを抽出、カメラのセッティングも行う。GPSデータはSTORYTELLERからグーグルマップなどに落とし込める。USBポート下のスイッチを1にすると映像、2で画像となる

 

②カメラ本体の電源は背面のボタンを押す。緑ランプはバッテリー、ストレージともに残量十分なのを示している

 

③撮影開始は本体上部のスイッチを前方にスライドさせるだけ

 

④ゴーグルストラップマウントで装着。重さを感じることもなく、違和感もない。

 

⑤走行中にCONTOURGPSで撮影した画像。かなり鮮明な仕上がりになっているのが分かる。

 

 

[ 商品情報 ]

CONTOUR

CONTOUR GPS

価格/4万4800円

重量/150g

サイズ/タテ58mm×ヨコ95mm×幅34mm

記録媒体/Micro SDカード(2GB付属、最大32GBまで認識)

本体素材/アルミニウム、グラスファイバー

 

 

[ お問合せ ]

ダートフリーク

TEL/0561-86-8301

 

 

[記事提供]

ガルル編集部

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