【ベータ X-Trainer250試乗記事】悪路をグリップする極低速の粘り強いトルク！

掲載日：2019年01月17日試乗インプレ・レビュー

取材協力／Betamotor Japan
試乗ライダー／渡辺学　写真／長谷川徹　まとめ／小川浩康
記事提供／ガルル編集部
※この記事は『月刊ガルル vol.392』に掲載された内容を再編集したものです。

クロストレーナー250詳細写真

Beta X-Trainer250。すでに発売中で価格は86万円（税抜き）。

エンジンはRR2Tシリーズをベースとしている。始動はセルのみ。

チャンバーとサイレンサーは低回転からの扱いやすさを実現する専用設計。

シート下の青いキャップが2ストオイル用のタンク。エンジン回転数とスロットルポジションセンサーで負荷を測定し、ECUが使用状況に最適なオイル量を吐出する。バッテリーもシート下に設置し、重量マスを集中化している。

専用設計のデルタボックスフレーム。剛性も最適化している。

自分好みのエンジン特性を実現

Beta X-Trainer250の試乗インプレッション

マルで囲んだネジを六角レンチで回すことで、排気バルブの開くタイミングが変わるBPV。「開くタイミングを遅くすると、トルクの粘り強さが増えます。ただ、ちょっとモサっとして、車体の重さも感じます。半分回したくらいがギクシャクせず、パワーもマイルドでビギナーも扱いやすいと思います。エンジン特性を大きく変更できるのがBPVのメリットですね」

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