

掲載日:2014年10月03日 エクストリーム › モトクロス
文/ダートライド編集部
国別対抗で行われるモンスターエナジーFIMモトクロス オブ ネイションズが、今年は9月27日、28日にラトビアにあるモトクロスコース、ケグムスで開催されました。ネイションズは通常の個人戦ではなく、国ごとに3名のライダーが出走し2クラス混走の3レースで順位を競う団体戦になります。クラスは、MXGP、MX2、Openに分かれ、いわばモトクロスの五輪大会のような存在です。
レースは土曜日に予選が行われ、グリッドに34か国のライダーが並びます。このネイションズに今年も日本は参戦し、MXGPクラスに成田 亮(ホンダ)、MX2に勝谷 武史(カワサキ)。Openには熱田 孝高(スズキ)が選出され、全員が何かしらのかたちで海外レースに参戦経験があり、決勝進出への望みを託されます。ところが、グリッド決めをする抽選で日本は33番目。不利なポジションからのスタートとなってしまいました。さらに、MXGPクラスで先陣を切った成田のマシンがスタート直後、エンジントラブルでストップ。完走を果たせず、続く勝谷、熱田も思うように上位での走行ができず悔しい予選落ちとなってしまいました。
日曜日に行われた決勝は、MXGPとMX2(レース1)、MX2とOpen(レース2)、MXGPとOpen(レース3)の混走になる3レース。レース1を予選から好調だったG・ポーラン(フランス・カワサキ)が勝ち、モトクロス大国と言われているアメリカのR・ダンジー(KTM)が続きます。レース2は、FIM選手権で好成績であったK・ストライボス(ベルギー・スズキ)がトップフィニッシュ。しかし、フランス勢のS・フロサード(カワサキ)が2位に入ったため、フランスがかなり有利になります。残るレース3は、またしてもG・ポーランが1位フィニッシュで、2014年のモトクロス オブ ネイションズの優勝国はフランスに決定しました。
| 順位 | ライダー | 国籍 | メーカー |
| 1 | G・ポーラン | FRA | カワサキ |
| 2 | R・ダンジー | USA | KTM |
| 3 | M・ナグル | GER | ホンダ |
| 4 | J・ファン・フォルベーク | BEL | ヤマハ |
| 5 | A・トンコフ | RUS | ハスクバーナー |
| 6 | F・ベングソン | SWE | KTM |
| 7 | G・コルデンホフ | NED | スズキ |
| 順位 | ライダー | 国籍 | メーカー |
| 1 | K・ストライボス | BEL | スズキ |
| 2 | S・フロサード | FRA | カワサキ |
| 3 | D・ウィルソン | GBR | カワサキ |
| 4 | T・サール | GBR | カワサキ |
| 5 | F・ノーレン | SWE | ホンダ |
| 6 | E・トマック | USA | ホンダ |
| 7 | T・レオク | EST | TM |
| 順位 | ライダー | メーカー | ポイント |
| 1 | G・ポーラン | FRA | カワサキ |
| 2 | J・ファン・フォルベーク | BEL | ヤマハ |
| 3 | E・トマック | USA | ホンダ |
| 4 | S・フロサード | FRA | カワサキ |
| 5 | D・ウィルソン | GBR | カワサキ |
| 6 | A・トンコフ | RUS | ハスクバーナー |
| 7 | T・レオク | EST | TM |
| 順位 | 国 |
| 1 | フランス |
| 2 | ベルギー |
| 3 | アメリカ |
| 4 | イギリス |
| 5 | ドイツ |
| 6 | イタリア |
| 7 | スイス |








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