ラリーモンゴリア 2013レビュー

ラリーモンゴリア 2013レビュー

掲載日:2013年08月09日 エクストリーム    

文/ダートライド編集部  写真/ミサイルファクトリー

日本から1番近い
海外本格クロスカントリーラリー

2013年8月11日(日)から、モンゴル国内を舞台とした二輪・四輪自動車を使用するクロスカントリーラリー、『ラリーモンゴリア 2013』がスタートします。ラリーといえば、ダートライドでも以前お届けした ダカールラリー が有名ですが、広大な大地と自然の中を長い日数走破して、総合順位を競うレースとなります。

 

ラリーと呼ばれるレースでの1番の特徴は、『完走しなければ誰もが敗者』という点です。べらぼうに速くてもマシンを壊して修復不可能になればその場でリタイアとなってしまい、しかしマシンを勞り過ぎてスピードを出さなければその日規定されたレース区間を走り切れない事もあります。仮に夜にゴールしたらろくに寝る事も出来ずに翌日スタートするハメになります。また、時には自身でバイクを修理する必要にも駆られ、ダートバイクの総合力が試されるレースイベントがラリーです。

 

また、モンゴルをはじめとしたラリーではコマ図という紙に書かれたポイントの指示書のようなものが配られ、決まったポイントを通過しないとペナルティや完走扱いになりません。走りながら地形の情景とコマ図を照らし合わせながら、区間をクリアしなければなりません。コマ図というのはラリーの代名詞でもあり、この読み取り能力も必要になってきます。

 

そんなラリーのひとつ、ラリーモンゴリア 2013は美しい夏のモンゴルの草原とゴビ砂漠を舞台に、毎年8月に8~11日間にわたって約4,000kmを走破して争われます。日本からの参戦者が多いのも特徴で、今年は日本人の勝利を願っての冠スポンサーでもあるTeam FA coatから3人のライダーが出場します。また、ダートライドの 編集部コラム でお馴染み、ミサイルファクトリーの小川店長も他のチームのメカニックとして全日帯同します。

 

日本から1番近いところで行われるラリーモンゴリア。ダートライドでは、レース中の様子はお届け出来ませんが、帰国後に参加した選手からお話などを聞き、どのような特色のラリーなのか、その一端でもお届けしようと思っています。お楽しみにして下さい。

 

【開催概要】

エフエーコート ラリーモンゴリア2013

インターナショナルクロスカントリーラリー

 

開催日/2013年8月11日(日)~8月18日(日)

主催/SSERオーガニゼーション

 

日程/

8. 8月9日 車検1日目 ウランバートル 13:00~(海外からの参加者のため)

9. 8月10日 車検2日目 ウランバートル 10:00~

10. 8月10日 総合ブリーフィング ウランバートル 17:00~

11. 8月11日 ウランバートル→バヤンホンゴル(B) ETAP-1 700km 8:00スタート

12. 8月12日 バヤンホンゴル→ボグド(B) ETAP-2 500km

13. 8月13日 ボグド→ボグド(B) ETAP-3 280km

14. 8月14日 ボグド→バロンバヤンウラン(B) ETAP-4 500km

15. 8月15日 バロンバヤウラン→バロンバヤンウラン(B) ETAP-5 600km

16. 8月16日 バロンバヤンウラン→マンダルゴビ(T) ETAP-6 420km

17. 8月17日 マンダルゴビ→ウンドゥルドブ(T) ETAP-7 420km

18. 8月18日 ウンドゥルドブ→ウランバートル(H) ゴール ETAP-8 80km

19. 8月19日 表彰式典・閉会式 12:00~

 

※このルートプランは、あくまでも案の段階のものです。詳報は試走のあとに発表されます。

※ETAP-5はルートの難易度によっては休息日とすることがある。

 

オフィシャルサイト

Rally Mongolia FB

 

 

 

 

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