掲載日:2019年02月18日 バイク動画
動画・写真・文/太田 潤(萬指南処:塾長)
バイクの場合、最もパンクしやすい後輪(チューブレス)の修理方法を紹介します。ご紹介している簡単なキットで補修出来るのは、キット付属のリーマー(キリのようなモノ)よりも小さな穴がトレッド面(地面に接地する部分)開いた場合だけです。付属するリーマーよりも大きな穴や、切れたり裂けたような状態のパンクはこの方法では修復できませんのでご了承ください。
もちろんサイドウォール(タイヤの側面)に穴が開いた場合もこの方法での修復は不可能です。そんな場合は一度タイヤをホイルから取り外し、内側から補修したりチューブを入れて治しますが、酷い場合はタイヤ交換も有り得ますから、その場合は速やかにタイヤ専門店に依頼するのが得策だと思います。
またチューブタイヤのパンク修理はタイヤの取り外し等が必要になり、全く別の方法になるので、重量がある大型バイクの場合は専門店に依頼するのも悪くない選択だと思います。道路状況が良い今日ではパンクが起こる頻度は減っていますが「すり抜け」などで路側帯を走ると、異物を拾う確立がグ~ンと上がることも覚えておいてください。
今回で「ツーリングライダーの心得」は最終回になります。長らくご視聴くださりありがとうございました。まだまだツーリングライダーに必要な心得は存在するので、元チャンネルの「ファストキッチン」では時々配信を続けて参ります。宜しければチャンネル登録をしてご視聴下されば幸いです。
皆様の楽しいバイクライフが長く続きますように、さらに旅空の下でお会い出来ることを心から祈っています。ピース! そしてさようなら。