掲載日:2018年07月09日 バイク動画
動画・写真・文/太田 潤(萬指南処:塾長)
そろそろ梅雨明けも秒読み段階でしょうか? スカッと晴れた青空と白く輝く夏雲の下を走るバイクの爽快感は何物にも代え難い気持ち良さがありますね。そんな季節を迎えるに前に、梅雨の間に汚れてしまったバイクの洗車をしてみませんか?
ベテランライダーの中にも「洗車の方法が判らない、どうも怖くて洗車が出来ない」といった声があったので動画にしてみましたが、紹介する洗車は基本的な方法です。ご自分のバイク環境を考慮した独自の方法はもっと優れているかもしれませんから、基本を踏まえた上で自身のスタイルを編み出してほしいと願います。
ただ、水を使わない洗車法は磨き傷を増やすことが予想されるのでおススメしません。また洗車はバイクメンテナンスの第一歩! 洗車時に見つけた傷やオイル漏れ、ネジの緩み等を速やかに対処することで、トラブルが大きくならず維持費の低減に繋がります。面倒だからと他人任せにせず、時にはジックリ愛車と向き合う時間もバイクライフの楽しみではないでしょうか?
後半に紹介しているシリコンコートもあくまで1例としてご覧願います。シリコンは昔から中古車業者の間では「ゴマカシアブラ」として沢山使われてきました。ご紹介しているシリコンもコーティング用では無く、非水溶性という特徴を利用した応用なので、車両専用のコート剤より全てが優れているというワケではありません。
あくまで比較的安価で熱にも強いのでバイクなら車体全体に適応するだろう、という前提の素に施工しましたことをご理解願います。
洗車の前に水の浸入を嫌う場所はテープなどで養生しておきましょう。
通常はイグニッションのキーホールとマフラーの出口ですが、エアクリーナーを改造してある場合は、袋などを使って慎重に水が入らないように工夫してください。
先ずは水を掛けてホコリや泥に水を含ませて落ちやすくします。前から、上からなら遠慮なく水を掛けても大丈夫です(改造車の場合は状態に応じて水を掛けましょう)高圧洗浄機を使う場合はラジエターには優しく掛けましょう。更に後方や下からは場所を選んで慎重にしてください(エアクリーナー付近に注意!)
洗車は「泡を使って洗う」のが基本です。特に塗装面やメッキ部は泡を使い優しく洗ってください。泡の出し方は動画に収録してあります。
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