掲載日:2018年06月11日 バイク動画
動画・写真・文/太田 潤(萬指南処:塾長)
バッテリーの状態が良好(12.5ボルト以上・一部の外車を除く)なのにセルモーターの回りが重かったり、回らない場合はセルモーターの不良を疑ってみましょう(他の原因として充電系統の不具合も在り得ますから、走行前と走行後にバッテリーの電圧チェックをして、バッテリー及び充電系統に異常が無い事を確認してください。スキルがある方はレギュレターとステーターコイルの状態も同時にテスターでチェックすると良いでしょう)。
押し掛けが少し難しい大型バイクや、押し掛けが出来ないスクーター、DCT車両の場合は完全にセルモーターがダメになる前に点検・修理をすることが修理費の低減になるので、面倒でも実施することをおススメします。
セルモーターの取り外しは、モーター取り付けと配線ネジを外すだけ。あとはクランクケースに差し込んであるだけなので、引き抜けば取り外すことができます(なかなか取れない場合はプラ・ハンマーなどで軽く衝撃を与えながら引き抜きましょう)。
動画をご覧になりオーバーホール手順のイメージトレーニングを充分してから作業に取り掛かってください。
電装系統を弄る場合は、バッテリーからマイナス端子を外すことで無用なトラブルを避けることが出来ます。基本的な習慣にしておきましょう
セルモーターを分解する前に前後カバーにある合いマークの位置を確認しておきましょう。必要に応じてこのように印をつけておくと組み立て作業がスムーズになるでしょう
分解の際は内部パーツ(絶縁・シムワッシャー等)の順番と向きを記録又は記憶しながら、慎重にやってください
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