掲載日:2018年05月28日 バイク動画
動画・写真・文/太田 潤(萬指南処:塾長)
今週はフタ付きグリルを使ったアメリカンBBQ料理の定番「ビアカン・チキン」を紹介します。いわゆる鶏の丸焼きですが、お腹にビールの蒸気が廻るので肉はシットリ、皮面はパリッとした食感に仕上がります。
フタ付きグリルが用意できない場合は「素焼きの植木鉢」などを鶏に被せる方法など、工夫次第では一般的なオープンタイプのグリルでも調理可能です。
今回材料にしたひな鳥は2人前位の分量(日本人の場合)なので、4~6人のグループなら2キロ以上の若鶏を材料にすると良いでしょう。
映像を見るだけだと「ふ~ん……」という印象だけでしょうが、実際に調理してみるとビックリするほど美味しく完成するので、ぜひサマーキャンプのメイン料理としてお試しください。
キャンプ場によってはBBQグリルなど、必要な機材をレンタルできることもあるのでバイク仲間と楽しむワイワイ・サマーキャンプでも活躍すると思います。
こんな風に鶏丸のお腹にビール缶を詰め込んでから焼くので「ビアカン・チキン」と呼ばれます。今回は鶏が小さくビール缶が入らなかったので、小ぶりなコーヒー缶にビールを入替えて使用しています。
用意できれば生木をグリルに入れて薫煙効果を得ることも可能ですが、今回は入手しやすいスモークチップを使っています。燃え難くするために水を掛けてからグリルに入れるのがコツです。
1/調理開始3時間前に鶏丸全体に塩を軽くもみ込んでおきましょう。
2/時間が経ち、鶏丸に浮いた水分を拭き取ったら、クレージーソルトとガーリックパウダーを全体にもみ込みます。
3/半分位残したビール缶を鶏丸のお腹に嵌め込みます。
4/フタ付きグリルに炭を熾したら四隅に配置し、1箇所に濡らした「スモークチップ」を置きます。中央にビール缶を挟んだ鶏丸を置いたらフタをして焼きます。
5/1時間位が焼き上がりの目安です。表面全体がカリッとして適度なスモーク色が付いたらそろそろ完成なので切り分けて食べてください。尚、切り分ける場合はナイフを関節に入れるようにすると簡単に切ることが出来ますよ。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!