掲載日:2018年05月14日 バイク動画
動画・写真・文/太田 潤(萬指南処:塾長)
昨年辺りから巷で話題になっている減摩剤「ベルハンマー」を使用する場合のポイントを紹介する動画です。
この動画を撮影しているバイク(ヤマハ・マジェスティ 03J)の、ブレーキキャリパーのスライドピンとスピードメーターセンサー(機械式)への使用例としてご覧ください。
ブレーキ・キャリバーのスライドピンに使うことは意外に思う人がいるかも知れませんが、ブレーキ作動後、ブレーキ・ディスクからパッドが速やかに離れてくれることは、再加速時のレスポンス向上と同時に燃費にも有利に働いてくれるので、予想以上の効果が得られるハズでこの減摩剤を作ったメーカーも使用例として推奨しています。
このベルハンマーを使って最も効果を感じるパーツは駆動チェーンだと思いますが、チェーンへの塗布はチェーン・オイル塗布と同じ方法で問題ないので、この動画では割愛しております(モデルにしたのがスクーターなのでチェーンが無いというのも理由のひとつです……)。
尚、動画と同じ方法で作業すれば、問題ないと思いますが万一ベルハンマーがブレーキ・ディスクやパッドに付着した場合はパーツ・クリーナーやガソリン等で丁寧に落としてください。
今回使用した「ベルハンマー」は原液です。また極細のフィラーを使っておりますが、注意深く慎重に作業すれば、スプレータイプでも可能だと思います(スプレータイプを使う場合はブレーキディスクやパッドへの飛び散りにくれぐれも御注意ください)。
ブレーキ・キャリパーのスライドピンに塗布してあるグリスはベルハンマーを使わない場合でもブレーキ・フルード交換と同時に清掃し新しいグリスに交換しておくと、車両が軽快に走ってくれるハズなのでおススメします。
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