掲載日:2017年12月25日 バイク動画
動画・写真・文/太田 潤(萬指南処:塾長)
キャンプサイトの照明はLEDランタンが隆盛を極めているが、テント内の枕元に置く小型ランプやヘッドランプ以外、いわゆるキャンプサイトを照らすランタンに関して、私は断然ガス・ランタンをオススメする。
LEDランタンは小型で安価、丈夫だし電池の消耗も少ないので経済的なのは承知していますが、青白い発光色がどうしても気に入りません。
この青白い色は仕事をする場合にはとても効率の良い色とされていますが、寛ぎを必要とする空間には逆効果で人間に緊張をもたらす色調だからです。一方ガス・ランタンが発する電球のようなオレンジ色は人間をリラックスさせ眠りへ導く効果も認められています。
さらに無音で発光し続けるLEDに対して、ガス・ランタンには燃焼音が伴います。緊急時に孤独なビバーク経験がある人なら理解しやすいと思いますが、周囲、付近に誰もいない空間において無音の状態は精神的に厳しい状況であり、ランタンの燃焼音さえ不安から開放される大きな救いになってくれるのです。
扱いやメンテはLED程、簡便ではありませんが大人が寛ぐバイクのキャンプサイトではぜひともガス・ランタンを愛用して欲しいと願います。
ガスが出なくて発光しない場合や燃焼が安定しない場合の多くはこのノズルの詰まりが原因です。専用工具で修復も可能ですが、状態が酷い場合は部品交換も可能です。
比較的破損しやすい発光部(マントル)の交換時は最初に空焼きして、ガラス繊維を発光体に変える必要があります。
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