掲載日:2014年08月29日 セット工具の次はこれ!! › ブレーキメンテツール
記事提供/モトメンテナンス編集部
パッドが摩耗するにつれてキャリパーピストンがせり出し、ここに走行中の汚れやパッドの粉が付着するのがディスクブレーキ車の宿命だ。スムーズな動きのためには定期的な洗浄が必要だが、ピストン外周への傷は厳禁なので裏側の洗浄が難しい。このプライヤーは先端の半円状の部分をピストンの内側から押し当てることで、回転させたり引き出すことができる。キャリパーオーバーホールの際にピストンを押し出す高圧エアがない場合もこれが使える。
パッドの摩耗が進行すると、汚れたピストンの面積が拡大する。パッド交換で汚れが堆積したままのピストンをキャリパー内に押し戻せば、ピストンシールを傷つけたり動きが渋くなる。ツール先端の半円状のパーツはジョーと呼ばれ、外側の格子模様が食いついてスリップを防止する。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!