掲載日:2009年03月03日 日常メンテナンス
ヒトもバイクも寝起きはダルい。しばらく保管していたバイクに、ライダーの気まぐれでいきなり全力疾走は良くないに決まっている。そろそろ走り出したい! と思ったら、最低限これだけはやっておきたい、初歩的なメンテナンス・ポイントをご紹介。最初は軽~く走りながら、愛車をベストコンディションにしましょう。
ひととおり基本的なメンテナンスと各部のチェックを終えたらいよいよ出発!まずは近場を軽く流してみよう。でも出先で何が起こるかわからないので、ある程度自分で対処できるだけの工具や小道具は持って出るべし。愛車のコンディションを最終チェックだ!
万一のトラブルに備えて、車載工具は充実させるべきだろう。携行用にはコンパクトで多機能な万能工具が最適。でも多用するレンチなどは非常用ではなく、グレードの高いものに換えておくとより安心だ。アウトドア用の多機能ナイフも何かと便利。オリジナルの車載工具キットを作ってみよう。
たとえ道具が充実していても、使えなければ意味が無い。それなりのノウハウがなければ何もできずに終わってしまう。でも普段からある程度バイクをイジっていれば、自然とノウハウが身についてくるもの。あまり深刻に考えず、気楽にね。
タイヤとパンクは切れない関係。昔に比べて道路整備環境は改善されているし、タイヤの耐久性能も飛躍的に向上しているものの、万が一の可能性はある。パンク修理キットには空気を注入する携帯ボンベも加えよう。パンク修理後もとりあえずは走行可能で、出先で立ち往生なんて可能性も低くなる。
ガソリンスタンドで空気を入れたいとき、アダプタは自動車用がほとんどで、バイクのバルブの角度には適していない。そんなときは注入口をアダプタで取り出せるアイテムがあると便利。コンパクトで携行向き。写真はラフ&ロード取扱商品(860円)。必携だ。
出先でたまたま何かを持ち帰ることになったとき、後部座席に積むのに最適なのがゴムバンド。これがあれば大概の物は固定可能だ。強い伸縮性でがっちり固定し、ゴムなので滑りにくく緩みにくい。ホームセンターでも手に入るし、捨てるだけのタイヤチューブを縦に長く切って再利用するのもいい。
突然どしゃ降りの雨! そんなときにはビニール袋が便利。バッグやポケットの中の、濡れたら困るものを保護できる。場合によっては靴下代わりにも。ブーツはズブ濡れだけど、足が濡れるのは防げる。汗で蒸れるけどね…。
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