ツーリングバッグ選びの基礎知識

掲載日:2011年11月29日 購入基礎知識バイク用品購入基礎知識    

ツーリングバッグの写真

用途とスタイルに合わせたバッグ選び

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日常生活からツーリングまで
積載の効率化にはバッグが最適

バイクで出かけるのは楽しいことなのですが、その際にある問題が浮かび上がります。それは積載性の問題です。構造上、一部のモデルとスクーターを除いて、バイクには荷物を収納するスペースがありません。それを補うのが、タンクバッグやディパックなどの、いわゆる「ツーリングバッグ」です。これをうまく使えば、積載性の問題を解決し、日々のバイクライフがより便利になります。自分のバイクやスタイルにあわせたバッグを見つけて、もっともっとバイクを楽しんでみましょう。

バッグにはこんな種類があります

テールバッグ

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主にシートに取り付けるバッグです。一泊程度の荷物を詰める小さなものから、ロングツーリングに対応する大容量タイプまでラインアップされています。タンデムシートに装着するため荷物が安定しますが、タンデムができなくなる欠点もあります。

サイドバッグ

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アメリカンバイクでよく見かける振り分けタイプのバッグです。荷物の積載とタンデムライドを両立できるだけでなく、テールバッグとの組み合わせで積載量をアップできます。ただ、シートやバイクの形状によっては取り付けできないことも。

タンクバッグ

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マップケースなどを兼ねてタンクに取り付けるタイプのバッグです。小物やレインウェアが入る程度のサイズが一般的で、マグネットなどで取り付けます。樹脂タンクや形状が複雑なタンク用に、ベルトで取り付けるものもあります。

ディパック

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いわゆるリュックサックです。バイク用に設計されたものは、ライディングスタイルをとった時にライダーの動きを妨げないように考慮されています。ライダー向けのバッグとしては最もポピュラーなアイテムの一つと言えるでしょう。

ウエストバッグ

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ベルトで腰に装着するバッグで、携帯電話やタバコなど、小物類を入れるときに便利です。中にはコインケースやグローブホルダーを備えているものもあり、ちょっとした外出だけでなく、ツーリングの補助バッグとしても活用できます。

ヒップバッグ

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ウエストバッグとディパックの中間的サイズのバッグです。腰のベルトだけでなく、補助として肩にストラップをかけるタイプが多くなります。適度な量の荷物が入りサイズもコンパクトなため、日帰りツーリングなどに向いています。

「ハードケース」という選択肢

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バイクに荷物を積むもう一つの方法として、パニアケースやリアボックスなど、バッグではなくケースを取り付ける方法があります。ケースは頑丈で耐水性もありますが、比較的高価で、取り付けるために専用ステーが必要など、気軽さという面ではバッグに一日の長があります。ただ、最近では簡単に取り付けられるケースも登場しています。本格的なツアラーにも採用されるハードケースは、積載性や対候性ではバッグより有利なのは確実。もし興味があるなら、バイクブロス通販サイト内の「リアボックス」のコーナーでラインアップを確認してみるのはいかがでしょうか?

代表的なツーリングバッグメーカー

ラフ&ロード

多種多様なツーリング向けアイテムをラインアップする老舗。実際の使用テストに基づいて設計されたバッグ類は、使い勝手が良く耐久性があるため、多くのツーリングライダーたちから高い評価を受けている。

デグナー

レザーアイテムをはじめとした、アパレル&用品の総合メーカー。アメリカンにマッチするクラシカルなアイテムをはじめ、スポーツバイクにあわせた高機能モデルまで設定。また、メーカーのOEMとしても採用されています。

タナックス

MOTOFIZZ(モトフィズ)ブランドでツーリングアイテムを展開、手ごろな価格で使いやすさを重視したラインアップを設定している。ナビ対応バッグにもいち早く着手しており、豊富な機種に対応したバッグも。

ウィリー&マックス

本場アメリカのバッグ専業メーカーで、長い歴史を持っている。ハーレーダビッドソンを中心とするアメリカンバイクにフィットする商品を展開しており、スタイル、クオリティともにバイカーから熱い支持を集めている。

バッグでバイクライフをより快適に

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自分にあったバッグを見つければ
バイクはもっと楽しくなる

荷物を積み難いバイクですが、自分にあった良いバッグを選べば、その問題も解決できます。ベテランになれば、目的や走りにあわせて、最適の選択を出来るようになるはずです。また、バッグ自体もコーディネートして活用すれば、バッグ選びもドレスアップの一つとして楽しめます。快適なバイクライフのためには、バッグ選びは重要なもの。自分にぴったりとあったバッグを見つけて、通勤・通学からロングツーリングまで、楽しくバイクを使えるようにしてみませんか?

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