掲載日:2026年05月09日 購入基礎知識 › バイク購入基礎知識
取材・文/小松 男


2026年4月度のグーバイク買取ランキング、その頂点に立ったのは、もはや説明不要の絶対王者 ホンダ PCX!
「またPCXか!」と思った人もいるかもしれませんが、むしろ今は“だからPCXなんだ”と納得してしまう空気すらあります。
昨年モデルチェンジを受け、現行型はついに5代目へ進化。最近は街中でも新型を見かける機会がかなり増えてきました。シャープさを増したスタイリングに加え、快適性や質感もさらに向上。「ちょっと高級な125ccスクーター」という立ち位置を、完全に自分のものにしています。
ただ面白いのは、新型だけが目立っているわけではないこと。歴代PCXもまだまだ現役で走り回っており、旧型から現行型までが同時に街へ溶け込んでいる状態なのです。つまりそれだけ、長く乗られ、長く流通し、長く愛されているモデルということ。ランキング上位に居座り続ける理由も、そこにありそうです。
しかもPCXは、ただの“通勤快速”では終わりません。優れた燃費性能や快適性はもちろん、ボックス装着やローダウン、スクリーン変更など、カスタマイズベースとしても人気。実用車として買ったはずが、いつの間にか愛車としてハマっていく――そんな人も少なくないでしょう。
さらに販売台数そのものが圧倒的だから、中古市場も常に活発。
売る人も多い、欲しい人も多い、だからまた市場が回る。
もはやPCXは、単なる人気車ではなく“バイク市場のインフラ”になりつつあるのかもしれません!!

グーバイク買取ランキング、2026年4月度の2位にランクインしたのは ホンダ スーパーカブ110です。
いやもう、PCXと肩を並べて本当に強いです。このバイク。
個人的にもかなり推しているモデルなのですが、最近あらためて感じるのは、「スーパーカブ110が、完全に時代の主役になったな」ということ。かつて街中で当たり前のように見かけたイエローナンバーのスーパーカブ90はずいぶん減り、いまや“働くカブ”、“生活のカブ”の中心は、完全にピンクナンバーの110へ移行しました。
2009年の登場から、もう長い年月が経っていますが、その間にも進化はしっかり続いています。特に2022年以降の現行モデルは、ロングストローク化されたエンジンによる扱いやすさに加え、キャストホイール&チューブレスタイヤを採用したことで、実用性と安心感がさらに向上。昔ながらの“カブらしさ”を残しながら、中身はしっかり現代化されているのです。
しかもこのバイク、乗れば乗るほど良さが分かってくるタイプ。派手さはない。でも、通勤も買い物もツーリングも、気がつけば全部こなしてくれる。まるで長年付き合った相棒のように、自然と生活に入り込んでくる不思議な魅力があります。
そして買取ランキングにおいて上位常連組になってきたということは、市場での流通も安定している証拠。つまり、「欲しい人」が常に存在しているということでもあります。
売っても値崩れしにくく、買っても満足度が高い。
こういう“安心して付き合えるバイク”って、実はかなり貴重なのかもしれません!!

3位にランクインしたのは ホンダ リード125でした。
派手さで勝負するタイプではない。でも、気がつけばいつも市場のどこかでしっかり動いている――そんな“玄人受け”感のある一台です。
実際、ここ半年のランキングを振り返ってみても、リード125は2月にも3位へランクイン。今回も同順位で戻ってきたことになります。こうして定期的に顔を出してくるあたり、やはり市場での安定した人気を感じます。
そもそもホンダにおける“生活スクーターの王道”といえば、昔はリードシリーズでした。まだPCXが存在しなかった時代、リードは通勤・通学から街乗りまでを支える実力派モデルとして、長く支持を集めていたのです。そして現在のリード125も、そのDNAをしっかり受け継いでいます。
実際に乗ると分かるのですが、このモデル、利便性と操縦安定性のバランス感覚が本当に絶妙。シート下収納は広大ですし、足元もゆったり。しかも、ただ便利なだけではなく、走りも意外なほどしっかりしている。“毎日使う”ことを本気で考えて作られているのが伝わってきます。
ちなみに昨年は、国内での試乗インプレッションだけでなく、海外でもレンタルして走ってみたのですが、その利便性の高さに「なるほど、これは人気出るわ……」と妙に納得。生活に根付くスクーターとしての完成度は、世界共通なのかもしれません。
そして今回、春の新生活シーズン真っ只中でのランクイン。
通勤・通学需要が高まるこの時期だからこそ、“ちゃんと使えるスクーター”へ再び注目が集まった――そんな見方もできそうです!

2026年4月度のグーバイク買取ランキングで、4位にランクインしたのは ホンダ グロムです。
今回のランキングを見ていると、1位から4位まではすべて小型自動二輪区分のモデル。その流れ自体は、「やはりこのクラスは強いな」と納得できるものがあります。
ただ、その中にグロムが混ざっているのが面白いんですよね。
PCXやリード125、スーパーカブ110は、どちらかと言えば“生活のためのバイク”。通勤・通学・買い物など、日常に寄り添う実用車として選ばれている部分が大きいモデルです。ところがグロムは、ちょっと違う。
もちろん維持費は安いし、取り回しもラク。でも、このバイクの魅力って、そこだけじゃないんです。小さな車体にギュッと詰め込まれた遊び心というか、“乗ると妙に楽しくなってしまう感じ”こそが、グロム最大の武器。ポップでキャッチー、それでいてしっかり“バイクしている”という独特の立ち位置を築いています。
登場当初から人気はかなり高く、カスタムベースとしても大定番。そのため中古流通台数も増えてきており、ここへ来て市場がさらに活発化している印象です。
最近では、モンキー125やダックス125といった“ホビー系125cc”も登場していますが、価格帯を見るとグロムは比較的現実的。そのうえ、気軽にイジれて、気軽に乗れて、しかもちゃんと楽しい。
この“ちょうどいい遊び感”は、やはり唯一無二です。
実用性だけでは説明できない人気。
それでも市場でしっかり動いているということは、「バイクって、やっぱり趣味の乗り物なんだな」と改めて感じさせてくれます!!

2026年4月度のグーバイク買取ランキング、5位にランクインしたのは ヤマハ SR400。
もう“シーラカンス”的立ち位置ですよ、このバイク。
1978年の登場以来、基本構成を大きく変えることなく生き続けてきた空冷シングル。いまの時代にキックスタート、丸目ライト、シンプルな鉄フレーム――。冷静に考えると、かなり異質です。でも、やっぱりカッコいい。そして、なぜか欲しくなってしまう魅力がある。
SR400は、昔から“クラシックバイクの代名詞”のような存在でした。特に2000年前後はストリートカスタムブームの中心的存在でもあり、ハンドル、タンク、シート、マフラー……、原形を留めていないほど大胆にカスタムされた個体も数多く存在しました。
だからこそ現在の中古市場では、“同じSR400”でも個体差がかなり大きい。ノーマルに近い車両もあれば、長年かけて独自仕様へ仕上げられたものもある。さらに、鼓動感たっぷりのシングルエンジンという特性上、過去の扱われ方によってコンディション差も出やすいモデルです。
そしてSRは、DIY整備を楽しむオーナーも非常に多かったバイク。そこが魅力でもある一方で、「どんなメンテナンスが行われてきたか」が車両状態へ直結しやすい世界でもあります。そのため価格帯もかなり幅広く、“安いから即決”は少し危険かもしれません。
ただ逆に言えば、しっかりポイントを押さえて探せば、今なお唯一無二の相棒になってくれる可能性を秘めているということ。
売る側も、買う側も、“SRを見る目”が試される。
そんな奥深さも、このバイクが長く愛され続けている理由なのかもしれません!!








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