掲載日:2026年02月11日 購入基礎知識 › バイク購入基礎知識
取材・文/小松 男


2026年1月のグーバイク買取ランキング、その頂点に立ったのはホンダのPCX。もはや説明不要とも言える125ccスクーター界の絶対王者が、新年一発目から貫禄の1位獲得です。
ここ数か月のランキングを振り返ると、PCXは常に上位をキープしており、1位と2位を行き来する“定位置”にいる印象。一時的に別モデルへ首位を譲る月があっても、気が付けばすぐにトップへ戻ってくるあたり、流通量・需要ともに別格であることが分かります。
近年はモデルチェンジを重ねるたびに装備が充実しており、トラクションコントロールやスマートキーなど、装備面でも“上級クラス”の内容。その結果、「旧型から新型へ乗り換える層」と「初めてPCXを選ぶ層」の両方が市場を活性化させています!
1月という時期を考えると、
・年末年始に買い替えを決断した層
・春の新生活に向けて早めに動き出した層
この2つが重なった可能性も高いでしょう。
ちなみに今月は、JOGやアドレスといった他の定番スクーターがランク外となりましたが、その分“PCX一強”の構図がよりハッキリした印象。125ccクラスの代表格としてのポジションは、2026年に入っても揺るぎそうにありません。「売るにしても、買うにしても、まずはPCX」そんな市場の空気を改めて感じさせる、王者らしい1位となりました!

1月のグーバイク買取ランキングで2位に入ったのは、ホンダの大人気クルーザー、レブル250。一時期はランキング常連というほど頻繁に顔を出していたモデルですが、ここ最近はやや姿を見せない月もありました。それだけに、今回の上位ランクインは「やはり強い」と感じさせる結果と言えるでしょう!
レブル250最大の魅力は、だれでも扱いやすいと感じられるサイズにあります。低いシート高で足つきが良く、車体もスリムで軽量なのです。加えて、250ccクラスながらトルク感のあるエンジン特性と、街乗りからツーリングまで幅広く対応できる懐の深さもポイント。初心者はもちろん、リターンライダーやセカンドバイク需要にも応える一台です。
中古市場での人気も非常に高く、年式や走行距離を問わず比較的安定した相場を維持しているのも特徴。そのため「高いうちに売っておこう」と考えるオーナーと、「安心して買えるモデルが欲しい」という購入層のバランスが取りやすく、買取件数が伸びやすい傾向にあります。
1月という時期を考えると、新生活に備えて免許を取得して、最初の一台として狙う方や、逆にステップアップのために手放すことも考えられますね。PCXのような実用特化モデルとは対照的に、レブル250は「バイクに乗っている感覚」を求める層の受け皿。
速さよりも雰囲気、数値よりもスタイル。そうした価値観が、いまも確実に市場に存在していることを示した2位と言えます。

3位に入ったのは、ヤマハのスタイリッシュネイキッド、MT-09でした。スクーターや250ccクラスが上位を占める中でのランクインは、明らかに“毛色の違う存在”であり、今月のランキングにおける最大のトピックのひとつと言えます!
MT-09といえば、水冷3気筒エンジンならではの力強いトルクと鋭いレスポンスが持ち味。街乗りでは扱いやすく、高回転域ではスポーツバイク顔負けの加速を見せるという、“刺激と実用の両立”が高く評価されてきたモデルです。
今回ランクインした背景として考えられるのは“走りを楽しみたい層の動き”です。年末年始は、時間的にも精神的にも余裕が生まれやすい時期。そのタイミングで改めて自分のバイクライフを見つめ直し、「もっと走りを楽しめるモデルに乗りたい」、「次はパワーのあるバイクに行きたい」と考えるユーザーが一定数動いた可能性が高そうです。
また、MT-09はモデルチェンジを重ねるごとに電子制御装備が充実し、新旧モデル間でキャラクターの違いが生まれている点も見逃せません。その結果、・旧型から新型への乗り換え・現行型から別ジャンルへのステップアップといった“循環”が生まれやすい構造になっています。
スクーター中心のランキングの中にMT-09が食い込んできたという事実は、「実用性だけでなく、走る楽しさを求める層も確実に存在している」というメッセージでもあります。2026年のスタート月から、走り派の意思表示とも言える結果。MT-09の3位は、市場が単調ではないことを示す象徴的なランクインなのです!!

4位にランクインしたのは、ホンダの原付スクーター、タクト。近年のランキングでは125ccクラスが主役になることが多い中、50ccクラスのタクトが上位に顔を出したことは、非常に興味深い動きです!
近年、原付一種を取り巻く環境は大きく変化しています。排ガス規制の影響により50ccモデルのラインナップ縮小が進み、将来的には125ccベースの“新原付”への移行が話題となっています。こうしたニュースが一般層にも広く知られるようになったことで、
「いまのうちに50ccに乗っておきたい」
「シンプルな原付が欲しい」
という心理が働いている可能性があります。
タクトは、まさにそのニーズにぴったり当てはまるモデルで、軽量コンパクトで取り回しが良く、維持費も安い。装備や性能を必要以上に盛らず、“移動の道具”としての完成度を追求している点が支持されています。
また、通勤・通学用途として使われるケースが多いため、
・走行距離が伸びやすい
・一定期間で買い替えが発生しやすい
という特徴もあり、買取市場に流れやすい車種でもあります。
タクトのランクインは、原付というカテゴリーが今なお“必要とされ続けている存在”であることを、静かに証明した結果とも受け取れます。

1月のグーバイク買取ランキング、5位に滑り込んだのはホンダ GB350でした。登場から数年が経過した現在も、その人気は衰えるどころか、むしろ“定着した”という表現がしっくりくるモデルです。GB350が支持されている最大の理由は、現代のバイクでありながら、空冷単気筒エンジンならではの鼓動感や、クラシックなスタイリングを色濃く残している点にあります。
電子制御が高度化する一方の現在において、GB350は「バイクって本来こうだよね」と思わせてくれる存在。速さやスペックを競うのではなく、“走っていて気持ちいい”という感覚を大切にした設計が、多くのライダーに刺さっています。
買取市場で安定して動く理由も、まさにそこ。GB350は一時的なブームで終わるタイプのモデルではなく、「クラシックバイクに興味を持ち始めた人」や「大型バイクからダウンサイジングする人」、「のんびり走れる相棒を探している人」など、常に一定数のファン層を抱えています。また、カスタムベースとしての人気も高く、マフラーやシート、ハンドルなどで“自分仕様”に仕上げやすい点も魅力ですね。
今月はスクーター勢や実用モデルが上位を占める中での5位ランクイン。その状況でも名前を連ねているという事実は、GB350が“趣味枠の定番”として確固たるポジションを築いている証拠です。派手に跳ねるタイプではない。けれど、静かに、確実に売れ続ける。GB350は、そんな“強い普通”を体現する一台なのです!








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