掲載日:2024年10月07日 購入基礎知識 › バイク購入基礎知識
取材・文/小松 男
買い取りランキングと言うのは、その裏には“流通台数が多い”ということが大前提としてあります。そのような中、今回1位となったSR400は1978年の登場から2021年の国内販売終了まで43年間もの間生産が行われ、累計生産台数は12万台以上とも言われる超長寿モデルです。
しかもSR400のポイントとなっているのは、誕生時からクラシックタイプとして人気があり、その基本スタイルをかたくなに貫き通したことです。つまり、車両状態のコンディション差はあれど、何年モデルであってもSR400らしさを楽しむことができるのです。
そんな流行り廃りに流されない姿勢が老若男女を問わず、現在も受け入れられている。これこそが、グーバイク買取ランキング首位となった要因なのだと思います。
従来のスクーターのイメージを一新するデザインや機能を纏った初代PCXが登場したのは2010年でした。つい最近のことだと思っていましたが、もう14年も経つのですね。日本国内のみならず世界的に見ても大ヒットモデルとなったPCXは125ccモデルを中心として150cc(現160cc)やハイブリッドモデルなどを追加しつつ、モデルチェンジが数回行われて、現在もなおモデルラインアップされています。
日常的な使い勝手の良い125ccモデルということ、その中でも特に性能や機能などが評価され、しかも手を出しやすい価格ということから、新車での販売台数も常に上位にランキングされています。
人気が高いということは流通台数も多く、しかもニーズがあるということですから、おのずと買い取り額も高くなるのは明らかです。特にグーバイク買取では査定額が高いようなのでPCXを手放すならばグーバイク買取!?
一時期見られた破竹の勢いこそ落ち着いた感がありますが、それでも126~250ccクラスの販売数ランキングでは首位独走状態が続いているレブル250がグーバイク買取ランキングにおいても3位と大健闘を見せています。
何と言ってもベース車両の完成度が高く、通勤通学の足としてはもちろん、個性を主張するようなカスタムを施しても良いですし、荷物を満載にしてキャンプツーリングなども楽しめます。つまり懐の深いモデルなのです。
レブル250は新車での人気は高いものの少しでも出費を抑えたいという声も多く、中古マーケットも引く手あまた状態です。現在のカタチのレブル250が登場したのは2017年のことですが、大ヒットモデルとなったこともあり中古流通台数も多いようです。
今回のグーバイク買取ランキングベスト5においてSR400と並び400ccクラスでランクインを果たしたニンジャ400。統計では2010年登場のニンジャ400Rからのものなので、それなりに流通台数があることは理解できるのですが、それにしても意外なモデルにも思えます。
それと言うのも昨今の400ccクラス(251~400cc)での新車人気のトップはホンダ・GB350の独壇場となっており、それを昨年登場したカワサキ・エリミネーターが追いかけている状況です(2023年の新車販売台数統計では3番手にニンジャ400が食い込んでいます)。
となると、ここにきてなぜニンジャ400を手放す人が多いのかと悩んでしまうのですが、今回のグーバイク買取ランキングが5月~6月のものだということを考えると、新生活を始めたワカモノがフルカウルスポーツバイクとしてニンジャ400に手を出し、数年楽しんだあとにステップアップや環境の変化のタイミングで手放したということもあるのかもしれないと考察しました。
1990年代に存在した2ストロークエンジン搭載のアドレスV100の頃から、原付2種スクーター界で高い人気を得てきたスズキ・アドレスV125Sが今回のグーバイク買取ランキングにて5位にランキングされました。
都市部の通勤時間帯では見かけない日は無いと言うほど通勤通学快速号として周知されているモデルです。オーナー的には日常的に使う一台となっていることだと思いますし、このモデルを手放すタイミングというのは新たなモデルへの買い替えや経年によるところなどなのかもしれませんが、ちゃんと整備すれば長く乗れるモデルですので、買取界においても一目置かれる存在となっているに違いありません。
手放す際にできるだけ高く売却したいと考えるのは当たり前のこと。そのような時には相場がしっかり分かるグーバイク買取を活用することもお忘れなく。その反対に中古モデルを手に入れるならばグーバイクですよ!
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