掲載日:2009年07月02日 お役立ちケミカル
使い古して寿命を迎えたバッテリーは、危険物なのでルールに従って廃棄処分しなくてはなりません。そこで、一般的には購入したお店に回収してもらうのですが、開放型バッテリーであれば、廃棄処分前にホンの少しだけ再利用することができます。キャップを開け、少量のバッテリー液(電解液)を綿棒などにつけて電気接点や端子を磨くのです。その効果を試すために10円玉を磨くと、ご覧のとおりピカピカに。この効果を利用して、腐食した電気接点やリレーなどの端子を磨くと電気抵抗が減って接触不良も解消されます。ただし、バッテリー液は使い古しとは言え希硫酸です。腐食性が強く金属を酸化させたり、衣類をぼろぼろにしたりする効果があるので、対象物以外に付着しないように注意することが必要です。また、人体に触れれば細胞を壊し皮膚炎を起こさせるなど非常に危険です。作業が終了したらキャップを締めて速やかに販売店に引き取ってもらいましょう(ナベ)。
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廃棄する前にホンの少しだけ再利用できるバッテリー液。
価格/¥0
成分/●希硫酸
用途/駆動系
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