掲載日:2011年03月04日 プロが造るカスタム
ロングスイングアームにロングサス、大口径のエキパイ&サイレンサーなど、フルカスタムを思わせるほどスタイルの変化を遂げたモンキー。足長なモンキーにGクラフト製の外装をチョイス。シートやフェンダーを替えることでモンキーらしからぬ大柄かつ軽快なルックスを手に入れた。実のところ、この車両のマシンコンセプトは「見た目はカッコ良く、できるだけ安く」で、そのコンセプト通りに仕上げられたという。
たしかにコンセプト通りスタイリングはカッコ良く仕上がっているが、コストダウンは一体どこで図っているのかといえば、一般的には高額になりがちな足回りとのこと。つまりロングスイングアームやリアサスにノーブランドの激安品を用いることで、跳ね上がりがちなコストを抑えているのだ。また、フルエキもノーブランドで、見た目に反して格安なのだそうだ。
ライダーにとって理想のカタチが決まっていても、実現するためにそれ相応のコストがかかる。そこで、最初は全体のルックスだけを追及し、安価なパーツでフォルムを完成させるのも有効な手段のひとつ。つまり、この車両は大胆なカスタムによってカッコ良く仕上がった好例と言えるのだ。実際、この車両を安っぽいと感じる人はほぼいないだろう。もしこのバイクに乗り続けていて物足りないと感じたら、その時に各部のパーツを少しずつ替えていけば良いのだから。
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