掲載日:2009年11月10日 プロが造るカスタム
100ccクラスのみの開催となり、レースに出てみたいといライダーにとって、DE耐! はより身近なイベントとなった。しかし、気軽とはいえサーキットでのイベント、守らなくてはならない規則はあるし、気持ちよく走るために用意しておきたいものもある。会社の同僚3人で組んだ、マンション小林RTチームのエイプ100は、そうしたツボを見事に抑えた「DE耐! ベーシック」なマシンである。
通勤車両をベースにしながら、DE耐! へのエントリー決定と同時に足回りのモディファイに着手。主にXRモタードの純正パーツをすべて新品で購入し、キャスト+ディスク仕様に変更した。純正のドラムブレーキでも、レーシングタイヤを装着すればDE耐! に参加できるが、タイムが上がればドラムでは確実に物足りなくなる。だからこそ、エンジンより先に手を付けるのが賢明なのだ。また、レギュレーションで義務づけられた保安パーツも、自作や加工にこだわらず実績のあるアフターマーケットパーツを装着し、安全性と見栄の良さを両立させている。いざとなれば簡単に街乗り仕様にも戻すことができる、まさに模範的サンデーレーサーと言えるだろう。
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