- 価格
- 5万9400円
- 音量
- 近接騒音値 82dB
- 素材
- サイレンサーカバー:チタン、エキゾーストパイプ:ステンレス
- 重量
- 2.15kg
- 整備
- ドレンボルト〇、フィラーキャップ〇、カウル〇
上質で洗練されたサウンド
通勤、通学に最適な1本
三角柱のショートコーンタイプでカーボンとチタンの組み合わせが絶妙だ。エキパイはステンレス、サイレンサーはチタン、エンドはカーボンという3種類の素材を組み合わせている。チタンのサイレンサーは前後の2カ所でブルーに焼かれ、その美しさは今回の4本の中でトップ。また重量も素晴らしく、このチタンモデルで2.15kg。ノーマルが5kgなので2.85kgもの軽量化に成功している。ちなみにカーボン+ステンレス仕様でも2.55kgと軽量だ。
音質は他のマフラーに比べ、軽やかな歯切れのいいサウンド。だが音自体は落ち着いた印象で、資料によれば82デシベル。テストしたマフラーではもっとも静かな数値で、ノーマルの80デシベルに比べてもやや大きい程度。ノーマルのデザインと音質を変えつつも、早朝や夜間に通学・通勤とデイリーでバイクを使うライダーにとっては実用的なので、その存在価値は大きい。マフラー交換後もドレンボルトやフィラーキャップをそのまま使用できる点も魅力だ。
ノーマルのサイレンサーから比べると、サイドからのシルエットはかなりすっきりしたもの。ここでも鮮烈なチタンのブルーフィッシュが目立っている。
コーナリングを見てみると、エキパイの有機的な曲線がじつに美しい。音質は乾いた軽快な排気音だが、音量自体は控えめだ。
マフラーサウンドを動画でチェック!
グロムに装着するとかなりマフラーの存在感は高い。チタンのブルーの焼け色とサイレンサー前部のエキパイの太さが目立ち、迫力のあるルックスとなる。
みかんチェック!
見てくださいこのキレイなグラデーション!アート作品のようなオーラが漂っています。6角形のサイレンサーのカタチもサイズも絶妙で、一層、グラデーションが栄えますね!おしゃれ!
ズバリ、こんな人にオススメ!
●グロムをより軽量化したいライダー
●チタン、カーボンなど素材を楽しみたい
●早朝から深夜まで通勤、通学で使いたい
チタンモデルはノーマルよりも50%以上の軽量化に成功! 音質を変えつつも82デシベルという落ち着いたサウンドが、日々の使用でストレスをフリーに。
取材協力/
BEAMS 比較テスト・文/櫻井伸樹
写真/真弓悟史
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部