掲載日:2011年11月07日 電動バイク生活
Text & Photo / GooBike
新製品ラッシュのEVにまたまたニューマシンが登場。EVを手がけてはや7年という山梨県の老舗『アクセス』が手がけるLANGの気になる走りとは? 今回もガチンコテストを行いました。
迫力ある二眼仕様のフロントマスクや、グラマラスなカウルで50ccにしては立派な車格に見えます。走りもキビキビしてますよ~。
電動バイクの新スタイルが見えてきた!これまで様々な車両を試乗してきましたが、そろそろ僕らの試乗記も追いつかなくなってくる? そんな不安すら感じるほど新車ラッシュが続いています。現在、電動バイクを販売しているメーカーは、既存の二輪メーカーを除くとその多くが新興ブランドといえる状況です。しかし、今回紹介するLANG(ラング)を販売するメーカー、山梨のアクセスは電動バイクを手がけて早7年。そんな老舗ブランドから生まれた最新モデルが今回の試乗車です。
やはり最初はスタイルに目がいきますが、プロポーションはとても均整が取れており、若い人にも受け入れられるデザインです。こうなるとやっぱり走りの方にも期待が高まります足つきの良いシートにまたがり、いざ街中へ。ゼロ加速や追い越し加速とモーターの回転はとてもスムーズ。前後のサスペンションも硬すぎず柔らかすぎず、の絶妙なセッティングで乗り心地はかなり良い! 基本的な運動性能は問題無いレベルにあるといえるでしょう。
ではラングならではの装備に話を移しましょう。この車両には気になる装備が二つあります。そのまずひとつ目は、いつでも加速力を上乗せできるブーストボタン。二つ目は二重、三重に設定された安全装置(キルスイッチ)です。20万円以下の電動バイクでこれらの装備を盛り込んでいる点はかなりポイントが高いと言えます。特に安全を考慮したキルスイッチは、他社の電動バイクにも率先して真似して欲しい素晴らしい装備です。そうした意味では、かなりユーザー目線で作らた車両といえます。今回の試乗を終え、新しい電動バイクのスタイルが見えてきた、そんな気がしました。
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| 縦型ヘッドライトにダウンフェンダーの組み合わせが個性的なLANG。ビビッドなレッドとブラックのツートンカラーもなかなかカッコイイ!
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LANGに装備されているブーストボタン。走行中にこのボタンを押すと、その時間だけモーターの出力がUPするのです。例えば駐車車両の追い越しや、ちょっとした登り坂で勢いを付けたい時に有効。また、LANGでは電動バイクには珍しくキルスイッチも装備してます。イグニッションONでもキルスイッチがOFFなら動き出しませんし、さらにはサイドスタンドが出たままでも動きません。こうした安全装備は他社も見習って欲しいですね。
SPECIFICATION - Access LANG ■種別 = 原付1種 |
■バッテリー種類 = 鉛シリコンシールドバッテリー 価格(消費税込み) = 18万4,000円 販売元 = 株式会社アクセス |
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