【WESCO JOBMASTER×HARLEY-DAVIDSON X350】ウエスコのレースアップブーツ「JOBMASTER(ジョブマスター)」&普通二輪MT免許で乗れる注目のハーレー「X350」

掲載日/2023年12月1日
取材協力/WESCO JAPAN
車両協力/HARLEY-DAVIDSON JAPAN
写真/磯部 孝夫
取材・文/成田 恒一
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ストリートトラッカー「X350」には
レースアップブーツ「ジョブマスター」がよく似合う

2023年10月20日(金)に日本初公開されたハーレーダビッドソンの世界戦略モデル「X350」。69万9,800円(税込)という価格と、普通二輪MT免許で運転できる現行モデル唯一のハーレーとして、今大きな注目を集めている。

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大きくて重たいというイメージのハーレーとは対照的とも言えるコンパクトな車体に排気量353ccのDOHC4バルブ水冷式パラレルツインエンジンを搭載。ボア70.5mm xストローク45.2mmのショートストロークタイプで、最高出力36HP@8,500rpm、最大トルクは31Nm@7,000rpmを発揮する。車両重量は195kg、シート高は777mmで足つき性は良好だ。

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スタイリングはファクトリーレーサーの金字塔「XR750」をイメージしたフラットトラッカースタイルで、軽快に吹け上がるショートストロークの小排気量エンジンは、ハーレー現行ラインナップのどのモデルとも似ても似つかない、ある意味特別なものだ。ストリートユースに主眼を置いたカジュアルなモデルと言える。つまり日常の足代わりとして使える最強のハーレーダビッドソンだ。

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バイクギアとしても高い信頼性を発揮するウエスコブーツ

1918年、米国オレゴン州ポートランドで創業された「WESCO(ウエスコ)」は100年を超える歴史を持つ世界最高峰のワークブーツメーカーである。メイドインアメリカにこだわり続け、熟練した職人によりハンドメイドで生み出されるウエスコブーツは、バイクギアとしても高い信頼性を発揮し、感度の高いバイク乗りから支持を得ている。

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数多くのモデルをラインナップするウエスコだが、その代表的なモデルには、いわゆるエンジニアブーツと呼ばれるプルオンブーツのBOSS(ボス)と、レースアップブーツのJOBMASTER(ジョブマスター)というふたつのモデルが存在する。今回持ち出したカジュアルなストリートトラッカーであるX350には、ファッショナブルなイメージのジョブマスターがよく似合うはずだ。

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シューレースを締め上げ足元のホールド感を高めると、バイクの操作性が俄然アップする。シフトのアップダウンにブレーキング、そして旋回時の体重移動などのステップワークにおいても、確実にその精度が上がる印象を受ける。足つきにおいても、ほどよい重量があり、路面を確実にグリップするウエスコブーツは停車時の安定感が高い。

ウエスコブーツ最大の魅力もと言えるのが、豊富なカスタムメニューにより、理想のブーツを手に入れることができるという点だ。使用するレザーの種類やカラー、その組み合わせ、ソール、アイレットやバックル、ステッチに至るまで事細かにカスタムすることができる。用意されるサイズも豊富(約20〜34cm!)で、ワイズ(幅)もAAA〜EEEと幅広くラインナップされている。さらに完璧なフィット感を求めるなら個別の詳細な採寸によるカスタムサイズオーダーも可能。世界最高峰のワークブーツたる所以は、この辺りにも垣間見ることができる。

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今回撮影したジョブマスターの仕様をここで紹介しよう。踵から履き口までの高さはショートタイプの6インチ(スタンダードモデルは10インチ)。レザーカラーはオールブラック、シューレースはホワイトのレザータイプを選択。シューレースブーツの顔とも言えるレーシングパターンは、つま先近くまでアイレットが設置されたLace-To-Toeを採用。この他、Semi Lace-To-ToeとRegular Toeの合計3パターンが用意されている。

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ソールは高いクッション性を誇るワンピースタイプの#4014 VIBRAM Naturalをチョイス。この他、同ソールにはブラックとブラウンもラインナップされている。アイレットは標準のブラス、ステッチは定番カラーのブラウンとホワイトを選択している。特徴的なのは、シューレース部の保護とさらなるフィット感の向上を目的としたフォルスタンが取り付けられている点だ。機能面だけではなく、シューレースブーツのデザイン的アクセントにもなっている。

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最後にもうひとつ、ウエスコブーツの美点について話そう。ワークブーツの真髄たるタフさを誇るウエスコブーツは、通常使用の範囲内であればそう簡単に壊れることはない。いや、この先何十年と履き続けても、基本的なメンテナンスを行ってさえいれば、まず壊れることはないはずだ。しかし消耗パーツであるソールは別で、使用状況によりいずれその寿命が訪れることになる。

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だがご安心いただきたい。ウエスコジャパンでは国内ファクトリーにて熟練スタッフが本国と同じ工作機械を使い、かつ同じ製法でソール交換などのリペアサービスを行なっているので、最小限のタイムロスで末長くブーツを愛用することができる。ウエスコブーツがバイク乗りから絶大な支持を集める理由は数多くあれど、実はこんなアフターサービスの充実にもあるに違いない。

INFORMATION

バイク乗りから絶対的な支持を得ている世界最高峰のワークブーツメーカー「WESCO(ウエスコ)」。1918年、オレゴン州ポートランドで創業されたウエスコは100年を超える歴史を誇る。長い歴史に裏打ちされた高い品質により、消防士や警察官、林業従事者などのタフなハードワーカーからの厚い信頼を獲得し、その足元を守り続けてきた。メイドインアメリカにこだわり続け、職人の手により生み出されるウエスコブーツは、バイクライドにおいても極めて高い信頼性を発揮する。