ロイヤルエンフィールドのことを知り興味を持ったものの、どこに行けば実車を見ることができるのか、そして購入することができるのか分からないという方もいると思う。国内メーカーのように、看板が掲げられたディーラーがどこにでもあるようなものではないことは、むしろプレミアムインポートブランドであるから、当たり前とも言えることではある。そんなことに敷居を高く感じてしまわれることもあるだろうが、東海エリアや中京圏でロイヤルエンフィールドを探しているのであれば、ロイヤルエンフィールド岐阜(鉄馬舎)に是非とも足を運んで欲しい。
ロイヤルエンフィールド岐阜を運営する鉄馬舎は、岐阜の地で25年に渡り続いている老舗バイクショップだ。アメリカンモーターサイクルブランドに強く、岩城滉一さんの車両を手掛けていることでも知られている鉄馬舎が、ロイヤルエンフィールドを扱うようになったきっかけは何だったのだろうか。
「鉄馬舎のお客様には大型バイクのオーナーが多いのですが、年齢を重ねるうちに取り回しなどに不安を感じられる方もいらっしゃいます。ただそのような時に一度バイクを手放してしまうと、その先再びバイクに乗ることが難しくなるものです。ならば多少排気量を下げてバイクに乗り続けて欲しいと考えた時に、ちょうどピーシーアイがロイヤルエンフィールドを取り扱いはじめたので、テストを兼ねて何台か借りてみたのです。長年多くのバイクを手掛けてきた弊社の熟練工場長が数週間にわたり試乗を行い、機械的な面、走らせた感触を知ったうえで太鼓判を捺し、鉄馬舎でロイヤルエンフィールドを販売することになったのです」
とロイヤルエンフィールド岐阜(鉄馬舎)の嵯峨崎代表は話してくれた。先述したように鉄馬舎は老舗である。長く続けることはユーザーから見て強い信頼があるということだ。その信頼を裏切るようなバイクは取り扱うことができない。ロイヤルエンフィールドというブランド、そして製品を認めた上で、お客様へとその良さを伝えることとなったのである。
この記事を書いている私は長い間バイクメディア業界に身を置き、ロイヤルエンフィールド岐阜(鉄馬舎)のことは以前から耳にしていたのだが、実際に足を運ぶのは初めてのことだった。そして伺ってみて感じたのは、和のテイストで纏められた店舗そのものの放つ独特な雰囲気と、なによりもお客様に対してのホスピタリティ力の高さだ。
車両を預けなくてはならないような整備の際には、無料の代車が用意されているし、冷暖房完備でいつでも自由に使える室内洗車場もある。シャシダイナモも用意されているのでパワーチェックも行うことができる。日本中を探してもこんなバイクショップはまず見当たらないだろう。
「最新のトレンドを牽引するアパレルショップのように、少なくとも新作であれば全色、全サイズ揃っていないといけないと思っています。ロイヤルエンフィールドを欲し、選ぶのは店に訪れてくれたお客様であり、その人は選ぶ権利があるのです。だからこそフルカラーラインナップを展示しているのです。そしてお客様との付き合いというのは購入していただいた時に改めて始まるものだと考えています。
例えばアフターサービスなどの予約は受け付けていません。逆にご都合の良い時に、いつでもメンテナンスを行いに立ち寄っていただいても結構です。その都度スピーディに対応させていただいております。パーツに関しても消耗品をはじめ、転倒時に傷がついたり破損しやすいミラーやレバー、ウインカー、ステップなどはあらかじめ在庫しているので、すぐに修理を行うことができます。
ガラスコーティング作業も受け付けているほか、お客様に自由に使ってもらえる洗車場も用意しています。お客様を待たせることのないよう、ストレスを感じられないようなサービスを心掛けているのです」
嵯峨崎代表の言葉からは、ロイヤルエンフィールド岐阜で車両を購入された方を第一に考えていること、そしてバイクライフを楽しむためのポイントが多く詰まっていることが伝わってきた。ロイヤルエンフィールド岐阜とのお付き合いは、充実したロイヤルエンフィールドライフが約束されている。