『ロイヤルエンフィールド徳島』を運営するインディーズというバイクショップは、四国東部エリアを代表する名門であり、私は以前にも足を運ばせてもらったことがある。
ライダーをしっかりとサポートするだけでなく、スタッフたちが率先してバイクライフを楽しんでいるという印象があり、そんなインディーズがロイヤルエンフィールドを取り扱っているということに興味を持った私は、実際にロイヤルエンフィールド徳島に足を運び、インディーズが考えるロイヤルエンフィールドというブランドについて話を聞くことにしたのだ。
「正規ディーラーとしてロイヤルエンフィールド徳島がスタートしたのは2022年6月のことです。前々から興味はあったのですが、実際に車両に触れてみると、どのモデルも思った通りの奥深いバイクであることが分かったので、すぐにディーラーになるという決断をしました。ロイヤルエンフィールドのモデルにはハリス・パフォーマンスが開発に携わったフレームが使われています。古くからバイクに携わっていたりバイクレースに興味を持っている人たちはご存知だと思いますが、ハリスは世界有数のコンストラクターブランドであり、特にフレームに関しては昔から定評があります。そのハリスは現在ロイヤルエンフィールドの子会社なのです。
これが乗ってみると素晴らしい。特に私はクラシック350がとても気に入って、昨年10月には一人で東北をぐるりと1周ツーリングしてきて、ロングストロークシングルの心地よさや、コーナリングで足まわりや車体の挙動をちょうどよい感触で伝えてくれるフレームなど、とても懐の深いバイクだと感じました。今はロイヤルエンフィールドのスタイリングから興味を持ってくれるような、免許を取得したばかりのビギナーや女性ライダーからの支持が強いですが、これからは何台もバイクを乗り継いできたエキスパートライダーにも、この魅力が広がっていくものと考えています」とロイヤルエンフィールド徳島の山口代表は話してくれた。
ロイヤルエンフィールド徳島は長年の経験を活かして、バイクライフをトータルでサポートしている。例えば今回の取材時には、発売間もないハンター350の納車待ちの車両が置かれていたのだが、足つき性が心配だというオーナーのために、あんこ抜き(シートの内部スポンジを削り落とす加工)がなされていた。また、エンジンガードをはじめとした純正オプション類も在庫しているなど、バイクに不慣れなライダーであっても安心してロイヤルエンフィールドライフを楽しむことができる工夫があちこちに見られる。
さらに店舗の2階フロアに上がるとヘルメットやライディングウエア、エンジンオイルなど、バイクに乗ったりメンテナンスをするために必要なアイテム類が、常時展示販売されているほか、昨今人気の高いキャンプを楽しむためのアウトドアグッズまでもが取り揃えられている。そのほかにもロイヤルエンフィールドの車両をベースとしたライトカスタムなどの相談にも乗ってくれることだろう。
老舗であり名門バイクショップであるインディーズが母体となっているロイヤルエンフィールド徳島は、ロイヤルエンフィールドを使ったあらゆる楽しみ方をカバーしてくれるのである。