徳島を代表する名門バイクショップが、ロイヤルエンフィールドの魅力を伝える

掲載日/2023年6月5日
取材協力/ロイヤルエンフィールド徳島
取材、文、写真/小松男
構成/バイクブロス・マガジンズ

徳島にあるインディーズは、同エリアを代表する老舗バイクショップだ。近年では『ロイヤルエンフィールド徳島』として、ロイヤルエンフィールドの持つ魅力を、四国のバイクファンへと伝えている。

どこか懐かしさを感じさせるような落ち着いたスタイリング、必要にして十分なスペックと人間味のある乗り味。そんなモデルを多数輩出しているロイヤルエンフィールドは、日本においても着実にシンパを拡大させている。そのロイヤルエンフィールド特有の世界観を四国から発信している『ロイヤルエンフィールド徳島』を紹介していこう。

数多くの現行ラインナップモデルが取り揃えられたロイヤルエンフィールド徳島の店内。その中には最新モデルであるハンター350の姿も見える。実車でカラーバリエーションを確認できるのも嬉しい。

バイク選びからメンテナンスまで幅広くサポートしてくれるインディーズのフロントスタッフ。ロイヤルエンフィールドは、免許を取得したばかりのビギナーライダーや女性オーナーからも人気が高いと話してくれた。

スタッフが太鼓判を捺す
ロイヤルエンフィールドの心地よさ

『ロイヤルエンフィールド徳島』を運営するインディーズというバイクショップは、四国東部エリアを代表する名門であり、私は以前にも足を運ばせてもらったことがある。

ライダーをしっかりとサポートするだけでなく、スタッフたちが率先してバイクライフを楽しんでいるという印象があり、そんなインディーズがロイヤルエンフィールドを取り扱っているということに興味を持った私は、実際にロイヤルエンフィールド徳島に足を運び、インディーズが考えるロイヤルエンフィールドというブランドについて話を聞くことにしたのだ。

「正規ディーラーとしてロイヤルエンフィールド徳島がスタートしたのは2022年6月のことです。前々から興味はあったのですが、実際に車両に触れてみると、どのモデルも思った通りの奥深いバイクであることが分かったので、すぐにディーラーになるという決断をしました。ロイヤルエンフィールドのモデルにはハリス・パフォーマンスが開発に携わったフレームが使われています。古くからバイクに携わっていたりバイクレースに興味を持っている人たちはご存知だと思いますが、ハリスは世界有数のコンストラクターブランドであり、特にフレームに関しては昔から定評があります。そのハリスは現在ロイヤルエンフィールドの子会社なのです。

これが乗ってみると素晴らしい。特に私はクラシック350がとても気に入って、昨年10月には一人で東北をぐるりと1周ツーリングしてきて、ロングストロークシングルの心地よさや、コーナリングで足まわりや車体の挙動をちょうどよい感触で伝えてくれるフレームなど、とても懐の深いバイクだと感じました。今はロイヤルエンフィールドのスタイリングから興味を持ってくれるような、免許を取得したばかりのビギナーや女性ライダーからの支持が強いですが、これからは何台もバイクを乗り継いできたエキスパートライダーにも、この魅力が広がっていくものと考えています」とロイヤルエンフィールド徳島の山口代表は話してくれた。

ロイヤルエンフィールド徳島の試乗車の一台として用意されているコンチネンタルGT。実はスタッフの所有車でもある。オーナーであるスタッフはこれで北海道ツーリングにも行ってきたということ。

350シリーズは、登場から根強い人気を誇るメテオ350、クラシック350と、今期はハンター350が加わったことで、選択の幅が広がった。カラーリングやライディングポジションなど、是非実車で確認して欲しい。

ロイヤルエンフィールド正規ディーラーであり、アパレルやミニチュアモデルなどのグッズ類も充実している。スタイリングから入るファンも多いというロイヤルエンフィールドは、ライフスタイルにも精通している。

あらゆるロイヤルエンフィールドライフをカバーする!

ロイヤルエンフィールド徳島は長年の経験を活かして、バイクライフをトータルでサポートしている。例えば今回の取材時には、発売間もないハンター350の納車待ちの車両が置かれていたのだが、足つき性が心配だというオーナーのために、あんこ抜き(シートの内部スポンジを削り落とす加工)がなされていた。また、エンジンガードをはじめとした純正オプション類も在庫しているなど、バイクに不慣れなライダーであっても安心してロイヤルエンフィールドライフを楽しむことができる工夫があちこちに見られる。

さらに店舗の2階フロアに上がるとヘルメットやライディングウエア、エンジンオイルなど、バイクに乗ったりメンテナンスをするために必要なアイテム類が、常時展示販売されているほか、昨今人気の高いキャンプを楽しむためのアウトドアグッズまでもが取り揃えられている。そのほかにもロイヤルエンフィールドの車両をベースとしたライトカスタムなどの相談にも乗ってくれることだろう。

老舗であり名門バイクショップであるインディーズが母体となっているロイヤルエンフィールド徳島は、ロイヤルエンフィールドを使ったあらゆる楽しみ方をカバーしてくれるのである。

納車待ちだというこのハンター350は、免許取得間もない女性ライダーがオーナーであり、足つき性の不安を解消するために、ロイヤルエンフィールド徳島にてあんこ抜き加工が施されていた。

走り出せば気にならないが、スチールパーツを多用するロイヤルエンフィールドの車重は重く、立ちごけの不安がある。そのためエンジンガードを装着率も高く、ロイヤルエンフィールド徳島ではできるだけ在庫するようにしている。

ロイヤルエンフィールド徳島の2階では、ライディングウエアやヘルメット、エンジンオイル、さらにキャンプ用品まで、バイクライフを楽しむ上で必要なアイテムが多数取り揃えられている。

バイクを使った遊びに豊富な経験を持つインディーズ代表の山口氏も絶賛するクラシック350。トータルバランスの奥深さは、エキスパートライダーにも是非味わってほしいものだと話してくれた。

四国から様々なバイクライフを提案、そして発信してきたインディーズ。ロイヤルエンフィールド正規ディーラーとして、今後さらにシーンを盛り上げてゆくことに期待している。

SHOP INFORMATION

住所/徳島県徳島市川内町竹須賀160-1
電話/088-676-2400
営業時間/11:00〜19:00
定休日/水曜日